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12月26日(Sat) 青酸カリのカプセル入り錠剤などと聞かされると、およそ「自死」以外には使い道がなさそうな、そのまがまがしい響きに人はつい過剰に反応してしまうのかも知れません。マスコミの空騒ぎは何時もながらの皮相な代物でしかあり得ないのだが、電子の海で密やかにやり取りされる「死」の様相については、何かしら胸騒ぎするものがあります。 インターネットを利用して「自殺の為の道具」までもが電子化され、さらには通信販売でやり取りされる時代というのは、人の目にそうしたものが見えにくくなっている現代社会に向けての、いわば「死」の側からのアンチテーゼのような気がしています。だからこそ無惨な死体や奇形児たちのプロフィールが全裸のおんな達の性器と共に秘かに流布し続けるのでしょう。 河原を埋め尽くすほどに人間の死体であふれかえったという応仁の乱の時代・・・人は「死」に倦むと同時に、生きることにもきっと辟易としていたのでしょう。 死ぬためのアイテムはなにも白いカプセルばかりという訳でもなさそうですが、ひたすら「死」ふりまくだけの道具とは、わたし達に恰好の動機を与えてくれるモノのようです。
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