デーテーペーな1日

1998.4.1~15

日記関係の発言はこちらで。
4月1日(Wed)
 なぜ4月になって雪が降るのかと天気に文句付けても仕方がないけど・・・花見の時分にみぞれ混じりの雨がふったりするのは案外よくあるような気もしてきました。
 しかしまぁ、寒々しい1日でした。カラになったままの石油ストーブに慌てて給油してみたり厚手の上着を着込んでみたりで、一気に冬に逆戻りしたような気分でした。また事務所が冷えこむんですわ。

 年度替りというのも僕なんかの仕事にはなんの関係もありませんが、世間的には新人が初出社のお目出たい日だったり、人事異動があったりの変化の1日だったようです。
 そうそう、いくら行事好きの我家とは言え、4月1日の「エイプリル・フール」だけはさすがにそんなアホ臭いものはヤル気にもなりません。Web日記にもそんなサムイ日記があちこち顔を出してるようですが、まったくなぁバカ丸出しとしか言いようがありません。何処やらの大学教授も又やってるのかな? 毎年毎年つまらない限りだと言ってるんですがねぇ・・・
 う〜む、BOWDOの更新時間まで待てないほどにイライラしているのかもしれません。日記猿人の1行コメントなんゾを眺めてはウンザリ。
 それにしても今年は特別多いような気がします「4月バカ日記」・・・「バカの4月日記」と言うのが本当かもしれません。
 まぁ、日記の総数がこれだけ増えると「バカ」もそれに比例して増えていると言うだけの話しなんでしょう。
 僕の場合はいつも「ウソ日記」なんで、取立てて4月1日にこだわるまでもないというのが本音です。
 ああ、皆さんも似たようなものでしたか。

 子供達は何やら二人でこそこそ相談してるようですが・・・ひょっとして君たちも「4月バカ」なのか?


4月2日(Thu)
 あぁ、夕方から何やらお仕事が急にバタバタして日記を書いてる時間がありません。
 と言いつつ、やっぱり書いてるんですが。がはははh、

 ここの処、妙に眠くて昼間はボンヤリしているものだから、まるっきり仕事をする意欲もなくて、どうかすると1日中日記巡りやら掲示板巡りをやっているようです。う〜ん、もうそろそろいい加減にしないと本当にヤバイ事態になりそうな予感がしているのですが、トコトンせっぱ詰らないと何事も始らないというのも毎回のパターンだからなぁ。自分自身で高をくくってる処があってどうにもいけません。
 基本的に怠惰な人間であればあるほど、インターネットの世界にはまってしまうような気がします。まぁ、テレビと同じで、過ぎてから膨大な時間の無駄遣いに我にかえるというヤツでしょう。その分テレビを見る時間も随分と少なくなってしまっているようです。
 ただ、日本の家庭事情のなかでは一家でテレビを囲む時間というのはかなり重要な筈なので、そのあたりがちょっとおろそかになってるかも知れません。
 1日中家にいるというのに子供達とちゃんと会話するのは食事中だけというのも、ちょっと人情裏日記としても問題があるかも。子供達はその方がせいせいしているようで、一向に気にする風もないのは・・・それもいささか寂しいよなぁ。
 自業自得とも言います。

 あぁ、仕事はすぐに飽きるのに、仕事以外となると熱中するというのも「不明な情熱」というヤツの仕業かも知れません。土曜日のオフミがちょっと怪しいのが気がかり・・・


4月3日(Fri)
桜の森の満開の下
敷きつめられた花びらの上に
「あなた」の裸身を横たえて

さて、

その花びらと一緒に
ただ抱きしめればよいのか

或は、

花に埋れた「あなた」を愛でて
ただじっと眺めていればよかったのだが

こんな人恋しい夜に
たったひとり眠る「あなた」を
このまま眺めていることなど
できよう筈もなく

愚かしい欲望に捕えられた私は

そっと、

「あなた」を抱きしめる

固く目を閉じていても
私の手の中で張りつめた「あなた」の乳房が
いっそう淫らに
「あなた」の欲望を私に伝えている

重なった私の身体の下で
耐えきれずにもらした「あなた」の声は

しかし、

風がないのにゴウゴウと鳴る風のように
私の空っぽな胸の奥を
ただ吹き抜けていくばかりでした

 桜の木の下に人の姿がなかったら・・・やはりそれはひときわ物狂おしい光景のようです。ましてそれがほの暗い夜の闇のなかにあったなら・・・


4月4日(Sat)
 待ちあわせ時間に遅刻しても「予定日記」を書くというのも随分と失礼な話しですが、なにせ更新ノイローゼ患者のたわごとですから是非とも大目に見ていただきたい処です。
 いいだしっぺのドタキャンと言うのも最近のパターンのひとつで、これも実に申訳ない限りですが日頃のいい加減な仕事ぶりがこんな時に一気に露呈してしまっているようです。
 う〜ん、お花見も楽しそうだし立花さんの2周年オフも最初から出たかったんですが、結局は週末だと言うのにお仕事してます。日記巡りもやってるんですがね・・・ついでに掲示板も。がはははh、どうしようもないオヤヂです。

 そんな訳で本日も読む価値ない「予定日記」と言うヤツです。こんなモノを書いてなければ30分は早くたどり着ける筈なんですが、我ながらバカ丸出し。
 まぁ、大阪にまでオフミに出かけるような人間ですから、この程度のバカさ加減では驚くまでもありません。そんな事は皆さん先刻ご承知なんでしょう。
 今晩は帰ってこれるのかなぁ・・・成田方面にはいかなくて良さそうなのが唯一の救いかも。と言いつつ、何やらバカげた展開が待っていそうな予感もするのは、いつもと同じなんでしょうなぁ。

 天気が良くなって何よりですが、なんだか花見にはやっぱり寒そうな気がします。花見は出席しなくて正解だったかも。がはははh、


4月5日(Sun)
胸元から覗く
上気して薄紅色に染まった「おまえ」の肌に
爪を立てたいと願った男は
わたしひとりではあるまい

口紅の色は忘れても
「おまえ」の唇の感触だけは覚えていると
そう告げようとして改めて眺めた「おまえ」の唇の色は
ひたすらに淫らだった

わたしのココロのすべてを見透かすような
「おまえ」のはしばみ色したひとみの奧に
微かに見えたものを信じようとしたのは
何時にもまして愚かなこのわたしだったのかも知れない

ひそやかな場所にあるという「おまえ」のほくろの在処を
なにくわく顔で妄想しては
とりわけ激しい「おまえ」の反応を思い出していた

その事を気取られていたのではなかったかと
ふと目が合えば微かに笑って見せても
秘かに「おまえ」を盗み見ながら

かといって

「おまえ」を抱きしめることもできずにいるわたしは
いつまでも曖昧な微笑を浮べたまま
目を合わせることを恐れているのだが

実は際限もなく求めていた

 わたしの胸の奥でザワザワと波立つものの正体を知っていると、そう告げることの躊躇と快感。


4月6日(Mon)
 このまま1週間ぐらい毎日「不明日記」を書こうかとも一瞬考えたんですが、時間もかかるし、なにより各方面から文句がでそうなので本日はいつものネタ。

 子供達は始業式と言うことで8時に学校へ行ったと思ったら10時にはもう帰ってきていました。始業式当日というのはこんなものでしたかねぇ。
 麻美は今度は1組で、正美は今までと同じ2組だとか。もっともクラス替えがあったので、去年と同じメンバーという訳ではありません。全員で90人強・3クラスしかない3年生なのでおおよそ3分の1は以前と同じクラスメートなんですが。
 もう今年あたりはいい加減PTAネタにも自分自身が食傷気味なんで適当にごまかすつもりだったんですが、正美の担任が今年新採用の女性教師と聞いて俄然ヤル気がでてきました。今年新採用と言うことはおよそ22才か?・・・むひひひh、14日の保護者会が一気にお楽しみ会に。<セクハラや!
 担任教師と教え子の父親との不倫日記なんて、そこはかとなくトレンディかも。カモカモ・・・きゃー。さっそくジオで新規に「PTA不倫日記」はじめるか?<半分本気入ってるかも知れません。やめれ!

 まぁ、楽しみが増えたことは確か。今後の展開に期待しましょう。

 レタペパPTA日記からどこまで変質するやら。正美の言によると非常に美しい先生だとか。わはははh、
 もっとも、正美の言う事だけは訳ワカランからあてにはなりません。前の担任の栗原先生の事もきれいとかいってたからなぁ・・・スピッツのギターの人にそっくりなんですけど。<どんなんや。
 一目見てイッキに萎えそうな予感もしてきました。


4月7日(Tue)
 納豆とニラタマと秋刀魚という取り合せの夕食ってのもなんだか訳わかりません。いかにも冷蔵庫の残り物かきあつめたようなメニューなんですが、訊いてみたら案の定・・・あまり我家の食卓に季節感だの取り合せの妙なんてものを期待する方が間違っているは確かです。
 関西人なので納豆は東京に来るまでは、食べたことはおろか見たこともほとんどなくて、最初に匂い嗅いだ感想は、やっぱり「げ、これ腐ってるやん」だったのですが、あまりにおいしそうに食べている人の様子を見ておそるおそる食べてみて、まぁ食べられない代物ではないなぁと。
 といっても、食べようと思えば食べられると言うだけの話しで積極的に食べたいというものではありません。
 そう、大人になってから食べられるようになったものというのは結構多いようです。
 子供の時には、これだけは絶対に食べられないというものがいっぱいあって、例えば、きゅうり・トマト・ナスなんて野菜類はとにかく食べられるものを探した方が早いぐらいで、子供が好きなフルーツ類も大抵は大嫌いでした。煮魚・焼魚・刺身類もほとんどダメで、辛うじて食べられた肉にしても、鶏の唐揚はいかにも死んだ生きものパーツみたいな骨を見るだけでゾッとしたものだし、すき焼だとほんとは食べる筈じゃない、あの白い脂身が大好きだったりで、とにかく味覚に異常があるとしか思えないような子供でした。
 未だに偏食の傾向は引きずってはいるんですが、無理に食べるともどしてしまうなんてことはさすがに最近ではありません。怒られる人間がいないので嫌いなものを無理して食べることがなくなったって、精神的な拒絶反応がなくなったからなのかもしれません。もっとも野菜類にしてもマヨネーズだとかドレッシングをたっぷりかけないと食べられないし、納豆も思いっきり醤油だとかカラシを混ぜて元の味が判らないから食べられるというだけの話しかも。
 基本は「お子さま」という部分は性格含めて、ちっとも変っていないのかも知れません。

 塩分が多いよなぁ、本日のメニューは。というか、すべてに醤油かけるから多くなるんですが、食べ物ってのは健康に悪いものがなぜか美味しいような気がするのは、どうにも「生き物」の矛盾を物語っているような気がします。そもそも食べ物に「旨味」なんてものは必要ない筈で、腐ってるか否かが判ればそれで良いような気はします。要するに、すべては単なる錯覚かも。


4月8日(Wed)
 なんとなくぼんやりしてる間に日記書く時間がすっかり押せ押せに。これでは締切りに間に合わなくなってしまう・・・いえ、仕事ではなくて日記の締切りなんですが。
 がはははh、ただの独りよがりな文章に締切りもなにもなさそうなモノですが、本人なりのこだわりがあって、デーテーペーは何よりも当日中にアップすることを目標にしていたりします。だからこそ外出の予定があったりすると、事前に今日の日記を書いてしまうというなんとも強引な「予定日記」が登場するわけですが、誰に頼まれた訳ではないからこそ頑張ってしまうというのが、その理由かも知れません。
 仕事を中断して、或は待ち合せ時間に遅れてまで書くほどの事でもないとは思いながら、まぁそんなものにいい年したオヤヂが夢中になるというのも、それはそれで「人生の大いなる無駄」というヤツなんでしょう。無駄であるからこそ熱中できるというのは、実は僕にとってはかなり重要な行動原理のひとつなのかも知れません。
 要は、単なる「イチビリ」なんですけどね。

 そんな訳で(どんな訳?)、締切り時間のせいというよりも本人にやる気がないので本日は実にあっさりとした手抜き日記。
 ほんとは所沢高校の例の入学式騒動について書きたかったんですが、「時事ネタオヤヂ日記」にはウンザリさせられているので最近はそっち方面であまり日記を書く気がしないというのが正直な気持です。つまらないオッサンのボヤキ読まされるぐらいなら「ラブラブうそ日記」とか「ストーカーWebカメラ日記」の方がどれだけ面白いか。

 朝起きると、子供達は学校だし奥さんはどこかに出かけて留守だったりすると、なんだか家の中でポツンと独りなんですが・・・すぐさまメールチェックにいくあたりがすでに壊れ加減かも。
 えぇ、最近では我家のMACは24時間稼働中です。別にサーバー立ちあげてる訳でもないんですけどね。


4月9日(Thu)
 やはり僕にとってNetというものは、どこまでも興味の尽きない世界ではあるようです。

 徹底的に孤独でありながら、どこか深いところで繋がっているのではないかというあの感覚・・・すぐそばに誰かの息づかいが聞えた気がした夜の「胸騒ぎ」の正体とは、はるか昔に絶えはてた筈の記憶だったのかも知れません。
 そこでは時間の経過さえもどこかいびつで、日常と違ったカタチで時間が浪費されていく事にもなにかしら特別な意味があるようです。
 カタチとしては無機的なモニター上の微細な光の明暗でしかない「コトバ」によって、伝わるものなどほんの些細な欠片でしかない筈なのだが、実はそのモニターを通して、向こう側と同じ時間を共有しているという圧倒的な共時性の感覚のなかに、「書き言葉」という以上の意味がNetの世界のコミュニケーションにはあるようです。
 或は、電子の網に形容される、そのネットワークという世界の中に僕たちが共存するというイメージが刻みつけられているかもしれません。
 何かを伝えようとする人間の思いの丈の一途さが電子の海を伝わって押寄せてくるからこそ、人はその圧倒的な情報の渦に飲み込まれてしまうことをともすれば自らが選んで飽きることがない。
 この世界を覆った電子の網は、さらに時間の観念を積み重ねることでいっそう分ちがたい記憶を人間に植付けてしまうようです。
 過去の記憶を手繰るように少しづつ時間をさかのぼってみると、そこに色あせることのない「過去」が保存されていることの後ろめたさと懐かしさに、あの時の生々しい記憶が鮮明に蘇るのは・・・なにかしら罪悪感に似ているような気がします。

 ゲームであった筈なのに、いつしかそのゲームに全存在ごと飲込まれてしまうというのが、つまりは私という人間の弱さなのかも知れません。


4月10日(Fri)
 う〜む、名古屋在住の石川(さみ)しい青年とふたりっきりのオフミって・・・それはちょっとイヤ過ぎるかも知れません。
 まいったなぁ。なぜ僕が石川くんのお相手をしなければならないのかサッパリわかりません。なんでもいいから、とにかくボタン押すといういい加減なボタンジャンキーな方達はご自分の責任を果しましょうよ。僕はあんなボタン押してないんですから。とほほ。
 その上、夕方からお出かけすることになるからまたもや「予定日記」を書くハメに。ここの処やたらと「予定日記」が多いのには自分でもいい加減アホ臭いんですから・・・こんな事バッカリやってると、いっそう空しさがつのるじゃないですか。

 男ふたり、差し向いでいったい何をおしゃべりすればいいのやら。お互い絶対に後悔すると思うけどなぁ。もう東京にいるんですよねぇ、彼は。

(21:00追記)
 待ちあわせ時間過ぎてもいっこうに現れないから、全然繋がらないバッタもんのPHSを呼出してみると、おぉ繋がった・・・「いま横浜なんで、これから向います」って、ぎゃー。
 キミが来るまで、僕はずっと八王子の駅前で待ってるわけ? あと1時間ぐらいかかるんじゃないか? とほほ。
 遅れるなら遅れるで早めに連絡すれば・・・なにもこんな処で「サイテー度」更新しなくても良さそうなものですが。いい加減萎えてしまったので、またの機会という事で結局は会えずじまい。
 次の予定は押えてあるとかって言ってたけど、あのまま名古屋にひとり寂しく帰ったような気がするが・・・つくづくお互いに寂しい人生だよなぁ、石川くん。

 時間があれば追記するかも知れませんが、それすらもイヤになるほど萎えそうな予感が。みんなもっと遊んであげましょう、寂しい青年なんだから。
(ちび字も追記)
 夕食は外で食べてくるとかって言ってあったから、帰っても当然なにもありません・・・しかたがない、自分で「辛ラーメン」つくって食べてます。あぁ、これってピリッとして美味しいなぁ・・・人生の味かも。慌てて食べたものだから、口の中ヤケドしたぞ。とほほ。


4月11日(Sat)
自分一人が幸せであることの居心地の悪さ・・・

 なにかしら僕自身の嘗ての記憶にピタリとはまる一節でした。
 まして、そんなコトバが、かつての連合赤軍のメンバーで未だ獄中にある人間の口から語られたのだと知ると、いっそうその思いは募ります。

 ずっと昔・・・どこまで行っても不平等で不公平なこの世界の片隅に生きる人間のひとりとして、なぜ自分がこの世界に存在するのかがいつも解けない謎でした。
 わたしではない「誰か」が、わたしとはまるで無関係にこの世に生れては死んでいくこと。その事に理由がないと気付いたときの恐怖とは、つまりは「わたし」の存在もまた、この世界にあってはなんの理由もないのだと・・・すべてこの世にある「生」は無価値な塵芥(ちりあくた)のひとつにしか過ぎないと、そう信じ込んでしまったようです。

ナゼ オマエ ハ ココ ニ 在ルノカ?

 そう問いかける自分自身の裡なる声に答えることが出来きず、ひたすら自閉してみては、すさんだ生活のそのマイナス故に安住していた時期がありました。
 なにひとつ正しいと思えるものが見えない世界で、愚劣で猥雑なものたちだけがその醜悪さ故に確かなモノに見えたというのは、所詮はただの錯覚でしかなかったのでしょう。ただ、そうした暗い海の底にひたすら沈潜することで辛うじて癒されていた僕がいたこともまた確かでした。
 ひたすらののしり合うことで関係を確かめあって、快感だけを引きだそうとしてお互いの身体をぶつけるようにしてSEXしては泥のように眠る日常・・・

アァ オレ ハ コウシテ ヒタスラ 墜チテイク

 なにかしら、ココロの片隅で自分自身を眺めている存在に気付きながら、なにも気付かぬふりをして全てを投出してしまおうと思い続けていた日の記憶は、不思議とココロ穏やかだったような気がします。

 いまとなっては、なにを信じようとしていたのか、或はなにを信じないでいようと思ったのか、すでに自分自身の記憶の中ですらその理由は曖昧です。しかし癒された覚えがあることだけは確かなようです。


4月12日(Sun)
 今日はお出かけしたから本日の日記ネタはそれでイイやなんて考えてると、やっぱりつまらない日記しかかけないんですよね。
 なにがあってもなくても、ホントはそれを書くのが「日記」なんだと思いながら、そんな日の「日記」は確かに簡単だし、書こうと思えばダラダラといくらでも書けるような気はします。ただし、自分で書いてて、途中であまりのつまらなさに投出してしまって、新たに「不明日記」書いてみたりするから余計に時間がかかったりすることもあって、かえって要注意だったりします。

 まぁ、そんな言訳を挟みつつ本日の日記。

 ゴールデンウィーク中の「河原でカレパ」の下見にでも行くかと、お昼からお出かけしました。近くのコンビニでおにぎりやらお弁当など買込んで、ついでにお昼にするかという魂胆です。こんな時は秋川の河原は近くて便利です。

 まだゴールデンウィーク前だというのに河原は結構な人出で、皆さんバーベキューコンロ持込んで焼肉やら焼そばなんゾで相変らずワンパターンなかぎりです。う〜ん、河原でなにか食べるというと、どうしてバーベキューなんでしょうね? 論理的に説明せよと、隣のあんちゃん達に尋ねたらどやされそうなので黙ってました。
 でも、カルビやらタン塩なんて、やっぱりうまそうだよなぁ・・・我家は「河原でノリ弁」でした。もう少しましな弁当にすれば良かったかも。
 バーベーキュー組から離れて、こっそりと家族でコンビニ弁当食べてる家族って・・・

 今の時期からこの調子じゃゴールデンウィーク中の河原は結構な混雑になるような気がします。雨続きで増水したせいなのか、橋から上流側の河川敷がほとんどなくなっていたのもちょっと気になるなぁ。まぁ、ナリマツくんあたりに早めに場所取りしてもらえばいいか。


4月13日(Mon)
 ジャンケンで決ったクラス委員って・・・ムチャクチャ胡散臭いなぁ。はい、どうやら正美がその胡散臭い今学期のクラス委員のようです。
 今時のガキってのはこうしたものを自ら進んでやりたがるようで、希望者の中からジャンケンでクラス委員を決めるようで、たまたま正美がジャンケンに勝ったから選ばれたんだとか。
 なるほどなぁ、最近の民主主義教育の成果はこんな処にも現れているのかも。僕らの頃はクラス委員の決め方と言えば、これはもう「おもろいヤツ」が一番というのに決ってました。イチビリで余計な事をやってはなにかと目立ちたがるタイプというのが、大抵クラスの人気者で、投票もとにかく誰が面白いかが選択の基準だったりします。
 「お前は吉本へ行け!」が、決して侮蔑のコトバではなくて、言われた本人もけっこう嬉しかったりするのは、まぁ関西人の特殊事情ということもあるかも知れません。
 だからこそ、天然ボケは天然ボケなりに人気があったりして、うっかりするとそんなヤツがクラス委員に決ったりすると、もうその後が大笑い・・・

 「せんせい、クラス委員長がおりません。」

 「なにぃ、またか。お前らちょっとあいつの家いってこい。」

 残りのクラス委員で授業中に彼の家に行くと・・・彼の家は「お好み焼き屋」だったんですが、表戸開け放した店の中でひとり汗だくでお好み焼き焼いてたりして、

 「すまんすまん、お腹へってたから・・・これ食べたらすぐ学校いくわ。」

 「僕もおなかすいたなぁ、おばちゃん、僕にも豚テンちょうだい。」

 結局みんなで授業中にお好み焼き食べてたのがばれて、廊下で先生に思いっきりビンタされたことあったなぁ・・・
 全然意味のない回想モードに入ってしまいました。要するに、僕の場合は昔からいい加減だったと言いたいだけなんです。

 さっそく全学年のクラス委員を集めてクラス委員会ってのがあったようなんですが、初めて出席した正美に「なにやったの?」と訊いてみると「わかんない。」・・・あぁ、そんなヤツなんです。


4月14日(Tue)
 やってもうた・・・と言うか、本人が好きでやってるんですけどね。えぇ、そうとしか思えませんがな。

 PTAの役員もとうとうこれで3年目に突入で、本当に6年間ずっとやるかも、とイヤな予感さえ漂ってきました。はい、その上今年はまたもやクラス委員長などを引受けてしまいました。あぁ、いまから面倒クセーなぁ。
 ジャンケンで決った正美のクラス委員といい、趣味としか思えない父親の3年連続PTA役員就任といい、親子揃ってお調子者でいい加減な人間です。正美は正美で相変らず呑気そのもので、クラス委員ってなにやるのと訊いてみると、「バッチ作るの。」とか訳のわからない事を言いだす始末。
 どうやら新1年生を迎える会の飾付けとか、歓迎のしるしに手づくりのバッチを作って手渡すとかで、そうした下準備をするんだとか・・・なんてこともお知らせで知っただけで本人に尋ねても「ティッシュでお花を作る。」そうで、相変らず要領を得ません。
 う〜ん、ひょっとしたらバカなんじゃないの?

 でも、去年までのいかにも暑苦しいひでちゃんとは違って、今年新卒の女の先生なんてのは、やっぱり若くて良いなぁ。たどたどしく授業を進めるにあたっての抱負を語るのを聞いていると、実に初々しい限りです。背がちっちゃいのも「こびとフェチ」な僕にとっては相当得点高いです。
 がはははh、どうもWeb日記なんかは読むタイプじゃなさそうなので好き勝手書いてますが、秀島先生は是非ともナイショでお願いします。バレたら顰蹙ものでしょうねぇ。

 今度の25日さっそくハイキングってのを、やっぱりやるみたい。知らん顔してるつもりだったのになぁ・・・オフミと違って当日ドタキャンなんかしたら怒られるだろうなぁ。


4月15日(Wed)
 うっかり引受けてはみたものの・・・今さらながら後悔しているのかも知れません。
 えぇ、またもや本日は仕事もしないでPTAのお知らせづくりで1日が潰れてしまいました。仕事もあったんだけどなぁ。

 新年度そうそうに御岳山にハイキングに出かけるというのがそもそも無謀な計画なのかも。時間もないし、新任の担任はまるっきり頼りなさそうだし、3年1組の学年主任はひたすら事大主義でヤル気ゼロみたいな先生だし・・・なにかとやり辛そうな雰囲気。お知らせひとつクラスに回すにも。いちいち校長と教頭の承諾もらってきて下さいとか言われて、あぁ面倒くせーなぁ。
 もっとも、学則的には多分そうするのが本当で、去年までがあまりにいい加減すぎたのかも知れません。でも、いちいち校長や教頭におうかがい立ててから計画していたんじゃ面倒で仕方がないんだけどなぁ・・・まぁ、今年は程々にした方が良いのかも。先生に迷惑がられてまでやるほどのものでもないでしょう、PTAなんて。

 けっこうグッタリしてるので本日は何時にもまして短めの日記ですが、「すぐ読めるから人情裏日記は好き」と言うご意見が多かったりするのは、喜んで良いのか悲しんで良いのかよく判りません。

 いろいろと御岳山のハイキング情報をgooで検索してみると、デーテーペーとBOWDOが引っかかってくるのには笑ったなぁ。インターネットなんて、所詮はくだらない情報しか転がっていないという事のまさに証明かも。いや、チャンとしか観光案内のページもヒットしたんですけどね。


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