デーテーペーな1日

1996.7.16~31

7月16日(Tue)
 宅配便でお届けもの・・・お中元もらうなんて、わが家ではとても珍しい出来事です。
 クール宅急便ね、どれどれ。発泡スチロールの二重ケースを開けると、あふれるほどのモミがら。何か埋まってる?片腕だったら恐いなと、恐る恐る中を探る。
どひゃ〜!何かが跳ねる!
 あー、びっくり。誰だ!こんなの送りつける奴は?死体とフリークスを愛するとか言いながら、僕はお腹に足があって、もぞもぞ動く生きものはダメなんです。だから、昆虫は全部。蝶々なんかも飛んでる姿はとてもかわいいと思いながら、あの毛むくじゃらの胴体と、動く多関節の脚を見るとゾッとしてしまいます。あとはエビとかカニとかの甲殻類もチョー苦手。<チョーはやめなさい、チョーは・・・
 フェイス・ハガーは、僕にとって、まさに悪夢の中の住民。

で、

生きた車エビ・・・

 仕事が残ってるとか何だとか、モゴモゴ言いながら下に降りていったのは言うまでもありません。うちの奥さん、きゃーきゃー言いながらもけっこう楽しそう。
 あと、エビの調理法も苦手です。オーストラリアでは、日本人がロブスターを残酷な調理法で食べてるのはけしからん!と問題になっているようです。あの残酷焼きとか言ってる、網の上に生きたまま乗せてバーベキューにしちゃう料理らしいのですが、僕としては、あまりロブスターとか伊勢エビに同情する気分じゃないけど、エビフライ作るために胴体切断して、皮剥いてフライにして食べるほうが、ロブスター界ではスプラッター度は高いんじゃないでしょうか?
 哀れ、1時間後にエビフライとなった車エビ・・・皮剥いてフライにするとすごく小さいです。縄文時代から続く由緒正しき貧乏人育ちの僕にとって、いなげやの10尾880円のブラックタイガーのほうがずっと美味しかったです、という感想が本日のオチなのでしょう。

 産後の奥さんの姿態に相変わらずフェティシュな感想(妄想?)を公言する男・竹本くんの新たなる出発は、なんとお好み焼き。汗だくで鉄板に向かう日々は本当に来るのでしょうか?夢見る三十男の"明日"はとても暑苦しい。日々是鉄板は、嵐の予感をはらんで更新中。
 稀Jrさん(なんて読むの?マレニジュニアさんでよいの?)の書評日記。以前から読んでいながらずっとリンクしなかったのは、「松永呉一著 うんげろ」と「ガストン・バシュラール著 否定の哲学」が並ぶ私の本棚に相通じる、彼の本選びのセンスが、僕自身の恥ずかしい部分を刺激する事が原因だったような気がします。ところで、69冊目はなんでしょう。カーマ・スートラ?



7月17日(Wed)
My Sweetheart

 今日で無断欠勤はもう3日になる。電話はいつまでも呼び出し音をくり返すばかりで、誰もでる気配はない。今まではそんな事は決してなかっただけに、さすがに気になった上司が、誰か様子を見てくるようにと、私にそう告げる。
 気の重い役目に、私は誰かを身替わりに立てることを考えるが、その替わりの人間が彼女のアパートで何を発見する事になるのか?あるいは彼女の口から何かを告げられるのではないか?、そんな愚かな危惧から、やはり私が退社後に彼女のアパートへ向かうことになる。

 私鉄の沿線で1時間ばかり、都心から離れた郊外に彼女のマンションはあった。空は灰色に低くたれこめ、遠くの雷雲が恐ろしいスピードで頭上に迫ってくる。
 ドアの前に立ち、ある種の覚悟を決めながらチャイムを鳴らす。予想した彼女の返事はなく、部屋はひっそりと静まり返っている。財布から鍵をとりだし、静かにドアを開ける。何度目かの朝に、彼女自身から手渡された鍵だった。
 彼女が無断欠勤する前日、私との間で交わされた愚かで不毛な会話が蘇る。責任を求める彼女と、所詮SEXだけの関係に逃げ込みたい卑怯な私の思惑が、まともな会話を成立させるはずもなかった。最後はお互いの肉体に、不確かなその場限りの結論を重ねるだけのSEX・・・ずっとそんなことをくり返していた。
 しかしあの夜の彼女は、そうしたどろどろのSEXが終わった後も、私を許すことがなかった。

 いつまでも自分の殻に閉じこもっているのは君のために良くない。早く脱皮しておとなにならなきゃ。


 どこまでも卑怯な私は、ひたすら彼女から逃げることばかりを考えていた。その日以来、私はこうして"何か"を探して、この部屋の扉を開けることを、半ば予感していたのかも知れない。
 リビングに続く扉が微かに開いている・・・静まり返った部屋には誰もいない。奥に続く寝室の扉は閉じているが、そこからはイヤな匂いが漂っていた。青臭い雑草が夏の日差しに蒸せかえるような、鼻孔の奥を直接刺激する悪臭だった。
 寝室の扉を開ける。厚いカーテンの降りた部屋は入口からの微かな明かり以外、深い闇の中に沈んでいた。なぜか、とてつもない不安感が押し寄せる。逃げだそうと振り返った私の足元に何やら柔らかな感触のモノが落ちている。廊下にともる電球に照らされた"それ"がなんであるのか?最初はまるで理解できない。
 半透明のウエットスーツの様な薄い皮膜で出来た"それ"。ぱっくりと開いた背中は空洞で、そこからつながる頭らしきモノ・・・それが透き通ったシリコン製の仮面のような彼女の顔であることに気づいた私の背後で、おぞましい呼吸音とヤスリをすりあわせるような金属音が響く。ふたつの複眼と無数の触覚に包まれた三角形の口、固い甲羅がキチキチと音を立て、カギ爪の生えた6本の脚で私をしっかりと掴んだ巨大な蟷螂。私は、それが彼女であることを一瞬に理解する。
 脱皮した彼女によって、私はずたずたに引き裂かれ、乾いた憎しみによって消化されようとしている・・・

 私の昆虫嫌いはほとんど"イドの怪物"のように強固です。絶望的な悪夢に登場するのは必ず巨大な甲虫類に決まっています。いささかワンパターンな結末は、個人的な恐怖の質が変わることがないからなのでしょう。
 蛇に飲み込まれる悪夢は、私にとっては、何やらセクシュアルな妄想のひとつにしかすぎないような気がします。
 しかし、これは何でしょう?ただの駄洒落のオチなのでしょうか。ひょっとするとホラー落後?う〜ん、新しいジャンルかも知れません<違うって。



7月18日(Thu)
 月いち恒例の"ショートショートの日"も例によって、何かにおそわれる男の話になってしまいました。物語上の制約から、どうしてもホラーやSFにお話が偏りがちです。まぁ、ショートショートの歴史小説なんてあまり聞いたことないですが。
 何かに偏った悪夢とは、一種の願望の裏返しなのかもしれません。眼球喰い破って脳味噌に殺到する昆虫の群に襲われることが私の願望とは、あまりにおぞましい気はしています・・・

 自分の才能の無さを徹底的に知らされたのは、ステーィブン・キングの「スタンド・バイ・ミー」を読んでからでした。多分に自伝的なモノを含んだその小説=勿論、稀代のストーリーテラー(つまりは大嘘つき)のキングの書くものを、頭から自伝と決めつけるのは愚かですが、作中の「わたし」が12才の早熟なキング自身であることも、また小説的に確かなのです。作中作として登場する"若書き"のキングの作品には、すでに溢れるばかりの「物語」が登場します。意味不明で表面的なストーリを追うことさえ難しい観念的な小説=ただのこけおどしでしかない薄っぺらな独り言=ばかり書いていた僕にとって、キングの「物語」を読むことは、とてつもない才能に対する自らの矮小さを確認するための、徒労感に満ちた作業でした。しかし、その「物語」のなんというおもしろさ。
 ある日、自分が決して名人にはなれないことを、自分自身で突然に理解した、と告白する将棋の棋士の話を読んだことがあります。努力や研鑽では越えることの出来ない壁を、それを易々と登ってしまう存在によって初めて気づかされる事があります。僕にとってステーィブン・キングとは、まさにそう言う種類の作家だったのです。

で、

それからは自分が偏愛する作家を見つけては、ひたすら"読む"事に専念していたのですが、この日記を始めたのを契機に、internetを通じて、さまざまな人と交わることで再び何かを"書いてみたい"という欲求が湧いてきました。肩ひじ張らずに「キーボードのすさみ」として書き続けることが重要なのかな?と最近は考えるようになりました。
 分裂症気味の文体はまぁご愛敬ということで、日記じゃない日記をこれからも書いてゆくのでしょう。

 村上龍、僕も好きです。しかし、彼は生活に追われているわけでもないのだから、もう少し腰を据えて長いものを書いて頂きたいです。ラストの物足りなさ・・・突然の快感の波に思わず射精してしまった若者の気分。400枚や500枚の書き下ろしでは物足りない。せめて2000枚ぐらいの長編小説が読んでみたいと切実に思っています。
 真のばうわうウォッチャーは、はたして誰か?あまり嬉しくない称号は堂々めぐりして、最終的にはご本人にさしあげるのが一番かもしれません。最近思うこと・・・ばうわうとは、やっぱ、消しゴム彫れない"ナンシー関"じゃん。
 貧乏にするか、留学にするか、ちょっと悩んでしまいましたが、岡田さんがそれほど貧乏だとは思えないので"留学"でリンク貼りました。岡田克司さんの貧乏留学生日記。そのうち、岡田さん自作のJAVAのアプレットをパクリに、いや、参考にさせて頂きたいです。なぜにリンクが遅れたか?それは忘れていただけ。



7月19日(Fri)
 本日、将来の生活設計に不安を感じるほどヒマ・・・お仕事は何もありません。
 で、朝から何をやってるかといえば、これが、クーラー点けてソファーでおやぢ寝。ふと気になってメールなどをチェックして、お返事を2、3本書く。
 その後、また昼寝(どうも寝溜めをしてるようです)。"永遠に未決のままの死刑囚"に憧れる私にとって、こんなのが理想の生活なのかもしれません。まぁ、全ての人間はその死刑の執行を約束されていることは確かですが・・・医者がやるか刑務官がやるかの違いでしかないでしょう。

 明日からオリンピック。鍛えられた人間が織りなすドラマに、人並みに興奮したり感動したりすることは多いのですが、そこはそれ、例によって些末な事が気になったりします。
 まず、女子体操。あれって、完全に放送禁止じゃないですか?早急な脳下垂体ホルモン治療が必要と思われる女の子集めての、越後の角兵衛獅子(例えが古すぎ)の全地球版としか思えません。筋肉増強剤の弊害を口にする人達は、彼女たちの将来について危惧することはないのでしょうか?少女の頃からの過剰な運動が、その成長を阻害しているのは一目瞭然。130pや140pの少女が何やらこまねずみの様にあちこちでクルクル回ってる姿は、どう見てもフリークスショーの一種の様にしか見えません。あの映像を見て日夜興奮するこびとフェチの人、とても多いような気がします。あ、僕のことかも。
オリンピックにまで、野球中継持ち込むな!
 野球嫌いのぼくとしては、オリンピックにまで野球が登場することが理解できません。これから高校野球も始まるし、騒がしさはきわまります。暑苦しい夏に暑苦しいスポーツ・・・いわゆる野球ファンなる人達は、僕にいわせればただの"野球依存症・それも見るだけ"。早く大人になりましょう。
 田村亮子ちゃん。女子柔道のYAWARAちゃんですね。どこが?髪型しか似てないぞ。若の花にはうりふたつだぞ。同じく平成の三四郎こと、古賀なんとか君。あなたの愛人問題はどうなったの?君島ファミリーもよいけど、こっちも結構ドロドロしてそうですよ、ワイドショー関係者の方。

 今日が東京の小学校は終業式です。うちの子供たちも初めての通信簿もらって帰ってきました。しかし、何でしょう?最近の通信簿って。2段階評価で、「よい・もうすこし」の二つしかありません。愚かしい平等主義が、こうして非凡な才能の芽を摘み取ってゆくのでしょう。後に残るのは、平均的のっぺらぼーな「良い子」ばかり。人を測る物差しが二つしかないのは、はかる人間の便利性ばかりを追求した結果だからではないのでしょうか?そうした荒いざるの目からこぼれ落ちる子供たちの未来に不安を感じるのは、もはや手遅れかもしれません・・・


7月20日(Sat)
 こちらが本当の今日の日記ですが、何人の方がたどり着けますか。

 最近の日記界で、意味無く流行するパロディ日記とはいえ、あまりにマニア向けの「濃い」素材は、林家木久蔵の彦六師匠の物まねの様に、誰にも似ているのかどうか分からない・・・
 なぜか、僕はこのHideチャンの日記が好きなんです。日記と言いながら、中身はいわゆる新着情報・Whst's Newsなんですが、一時付いていた「世界一せこい日記」という日記名もぴったりで、誰に向かって書いているのか?その孤独な語り口と、コミニケーションに執着する姿勢がとても胸を打ちます。ずっとリンクしてるんですが、リンクフレンドのページにはいっこうに登録されません。まぁ、メールしたこと一度もないですが。表紙の訪問者カウンターも順調にカウントアップしているようで、まずはHideちゃんは幸せなのでしょう、か?

 子供たちが出たいというので、行ってきました「ラジオ体操」・・・寝ないで、6時15分に。
 つくづく、自分はもう団体行動の出来ない人間であることを改めて認識しました。ほんとうに"へん"。
 ラジオの生中継に合わせてやるんですね。まず、中継現場には「ラジオ体操第1・第2」やるために4000人が集まってるらしいです。なんか恐いです。4000人が揃ってやるラジオ体操。さらに、朝礼台にあがったおばさん、朝6時30分から異常に元気そう。まるで、痴呆症専門病院の付添婦の様な元気さ<不明? 何だか田舎の盆踊りのようにだらだら人が集まってだらだら解散。結局ラジオ体操は、指1本ぴくりとも動かず、呆然と元気なオジサン・オバサン達を眺めるだけの10分間でした。

 日記本文と分ける意味で、色・サイズ・斜体と変えているこの後書き?なんですが、一体どこに違いがあるのか、ますます意味不明です。つまり"自己満足"なんでしょう。でも、そんなこと言ったら、やっぱりこの日記、全部がそうなんです。とほほ。
 いま、オリンピックの入場行進見ながらこの日記書いてるんですが、やっぱりYAWARAちゃんは子供にしか見えません。日本選手団のユニフォームのダサさ加減は「平均的」ですが、あの帽子の格好悪さは近来にないレベルかもしれません。
 しかし、聞いたこともない国が延々と入場してきてだれます。アフリカ諸国なんて、部族対抗運動会のよう、と言う暴言で本日の日記は終わってしまってよいのでしょうか。
 追記の追記。日記猿人の投票実験と言うことで、ばうわう氏のページにリンクと投票ボタンが設置されたようです。これで、どこかのお役人に二人目のとりまきに公式認定されるかもしれません。僕としては、とりまきと呼ぶより、"とりまかれ"と呼んでいただきたい気分ですが・・・



7月21日(Sun)
 ご本人からの強いリクエストもあり、誰かに先を越される前にやってしまいました。またもや本日の日記は、隠しリンクとなってしまいました。申し訳ありません。
 昨日の日記は、やっぱりメール沢山頂きました・・・あれぐらいやると、やはり皆さんメール出さないといけないような強迫観念に襲われるようです。しかし、あまりにマイナーな日記で、パロディの意味を置き忘れてきた結果、???な方がほとんどでした。予備知識なしであの日記のもとネタに気づいたのは、やはりばうわう氏ただひとりでした。それも登録して5分後にはメールが届きました。さすがは日記猿人の"絶対神"。ひょっとするとHideちゃんの日記読んでるのは僕とばうわう氏だけなのでしょうか?どうもそんな気がしてきました。とほほ。
 今日の日記は、最近の日記界の"松田聖子"風、ひそかにアメリカ進出を狙うのか?でもあんな恐いメークはしてません的カリメロと自称する、"増田明美の声そっくりさん"はあまりお気に召していないような気がする、最近注目の日記者でありますから(ふ〜、とても長い)、分からないという方は少ないでしょう。
 同じようなことを同時進行中のよろずやさん・・・さすがに「よろずやぁ〜!」と大向こうから一声かけたくなるほど、日記者選びのセンスは"よろずや的"に渋いです。でも、「よろずやが壊れていく〜」と悲鳴を上げている彼のファンがいるような気がしています。おからだ大切に。

 追記ファンが意外と多いようです。こちらにコメント付けられる方ばかり。僕の日記は追記がメインなのかも知れません。とほほ。<最近このフレーズも飽きてきております。
 何事も変化の早いinternetで、10年後にとほほ日記がどうなっているか?10日後の予想も怪しいかもしれません。何よりも、10年後もあんな日記書いてるのは、悲しすぎる〜。でも書いてるような気がします・・・とほほほほほほほほほほ。
 老後を迎えた日記者が、アルツハイマーのまま日々綴る瘋癲日記。何やら魅力的に思えてきました。最有力候補は、他ならぬ僕自身でしょう。なに、すでにそうなってる!そうかも知れません。痴呆の海でのし泳ぎする日記者。ソウイウモノニ ワタシハ ナリタイノカモ シレマセン。
 恒例の追記の追記。
 石橋さんが立花さんになってる〜! で、そんだけ。



7月22日(Mon)
 7月30日が子供たちのバレーコンクールの予選本番の日だそうな。ただの発表会と違って、一応、踊りの上手下手を競うコンテストで、総勢300組とか。振り付ける先生達のボルテージも日増しに上昇中らしく、それを見学する奥さん達も、相当いれこんでおります。
 毎月の月謝の他のコンテストのための特別レッスン料、コンテスト参加費用、衣装代、当日ステージで手渡す花代、お手伝いに見える方の昼食代、コンテストの為に買ってきた下着や化粧品。その他、まだ多分あるでしょう。うちの娘は二人して参加しますから、それらをすべて掛けることの2、します。で、予選のステージが1分間と言うことも目眩がしますが、なんとか納得しました。朝5時におきて浦和の会場まで車でお送りすることも、まぁ二人の娘の父親であることにはいささか覚えもあり、致し方ないでしょう。夜7時ぐらいになる結果発表を、ずっと待っていなければならないと言われれば、人間ずいぶん丸くなった中年のオヤヂは「はいはい」と言うしかないでしょう。

しかし、

その上、先生に謝礼とはなんだ! ぐはっ!ぜーぜー・・・そういう愚かしい謝礼を強要するなら、ちゃんと請求書をだしていただきたい。明細書と領収書も。
 聞くところによると、ソロを踊る女の子は、謝礼30万円だそうだ。
ばっかじゃないの!
 これを書きながら、また逆上しております。僕にはほとんど強盗としか思えません。それがバレエ界の習慣なら、そういう習慣はさっさとやめるべきでしょう。僕はお断りします。謝礼をしなければコンテストに出場できないなら、そんなモノは出る必要なし。
 やつあたり的セクハラかも知れませんがもう一言。
 コンテストの裏方を母親が務めるのは当然でしょう。ただ、女性が主体となってそうしたモノを運営すると、必ず、「過去と同じ、前回もそうしましたから今回もそれでお願いします」という方の多いこと・・・思考停止の"前にならえ"ばかりなのにうんざりするのは、PTA学年委員長なるモノを務める僕の、最近のイライラの原因でもあります。
 子供のためには何もかもなげうって、すべて盲目的に誰かの言にしたがう愚かな母性・・・こういう母親が子供の教育に過剰に口を出すことの結果が、アーパーコギャルとインポテンツフェミオくんばかりが彷徨する盛り場の、あのどうしようもない"あたま悪いですファッション"の氾濫のなのでしょう。
 コンテスト会場で憤懣を爆発させる、愚かなオヤヂの姿がチラと頭をよぎりはじめています。

 日記猿人への投票ボタンを付けたのですが、デフォルトのボタンがどうもスキになれず、アイコンのVOTEボタンに変えているので、チャンと投票できているのか?例によっていい加減なHTMLのタグは、今の処まるで実験くん状態。
 「あばれ"ない"ぞ」と云うよりも、同じたかのさんの主催する"ReadMe!"の参戦準備用の(掲示板)に、最近はまっております。すいません、すっかり雑談ページの住人です。



7月23日(Tue)
物語に裏切られつづける男

 畳の上でしばらく放心したように天井を見上げていた男は、のろのろと立ち上がる。
 周囲が期待する物語の主人公になれなかったその大柄な男は、まるで自分自身に言い聞かせるようにインタビュアーの質問に答える。過剰な期待から開放された安堵感と、自らの物語の幕切れを自らに納得させようとする言葉の端々に、乾いた悲しみの匂いがする。

 小川直也(28才)・アトランタオリンピック/柔道95キロ超級・5位

 悔し涙ではないという彼が流す涙は、自らの青春にたいする別れの涙だったのかも知れない。結果だけが全ての世界に住む彼にとって、そのことを納得するほど、自らのチカラの衰えを実感する毎日だったのだろう。
 19才で世界選手権の無差別級を制覇して以来、全日本タイトルを7度もとってきた彼は、全盛といわれた4年前のバルセロナでは決勝で敗れて銀メダルとなる。例によってマスコミからは結果だけを評価する声しかあがらない。彼の精神的な弱さをなじる事で、自らのうっぷんを晴らすような記事ばかりが紙面をにぎわす結果となる。
 確かに、オリンピックで金メダルを取って、自らの物語を完結させるという事は、スポーツ選手にとってもっとも理想的な区切りかも知れない。しかし、コンマ何秒の世界で争う陸上や水泳の選手とは異なり、格闘技にとって1位と2位の差は限りなく大きい。そして、勝者と敗者があまりにもハッキリ色分けされるあまり、その順位に物語の入り込む余地がない。勝者がすべてを得て、敗者はそれを見るだけ。競う事の結果が、あまりにもあからさまなのだ。
 今回のアトランタオリンピックが、彼の物語を完結させる最後のチャンスであることは、本人が一番よく知っていたはずだった。
 身重の妻は、じっと日本で彼の勝利を祈り、産まれてくる子供に父親が金メダルをプレゼントする。
 本人の思惑とはまるで無関係なところで、マスコミ向けの物語は進行していた。決勝直前には長男も生まれ、涙と栄光の家族愛の物語はその結末だけを待っていた。
 そして、準決勝での敗退。3位決定戦でのぶざまな1本負けと、物語は彼を裏切りつづける。
 しかし、彼の人生はこれで終わったわけではない。諦念と挫折の海に深く潜り、その海の底から見上げた波頭の美しさに癒される己の自我を抱いて、もう一度彼自身の新たな物語を、その家族と共に歩み始めようとして、静かに水面を目指す。マスコミが書こうとした物語を拒否することで、彼は自分自身の人生を取り戻すことができたのかも知れない。
 物語に裏切られつづける男とは、自らの手で物語を作るために立ちあがった男の、他ならぬ再生の物語であることを、私は信じたいと思います。

 とうとう日記猿人が正式オープンしたようです。めくるめく進化のスピード。ばうわう氏の日記リンクス追放から3週間あまり、もう新たな世界が準備されてしまいました。今日の日記猿人のオープンこそが新たな分裂の始まりの予感なのでしょう・・・と例によって不吉な予言をここに書きしるしておきます。
 「多重投票はお一人様1日5票まで。」公式な見解の存在は、これ、全て合法と理解できます。皆様、安心して1日5回、下記のVOTEボタンを押していただいて結構です。べたべた的お返し投票もお約束通り・・・



7月24日(Wed)
 本日は余談がメイン。人は私の日記を余談日記と呼ぶ。別名オヤヂな日々。

 やはり日記者としては、新生日記猿人について書かないわけにはいかないでしょう。
 もう少しいやがらせ的登録があるかと思いましたが、今の処、長谷川教授(助教授?)だけが孤軍奮闘状態。学生が夏休み中という時期的問題があるからかもしれません。新学期が始まると、サーバーへのアタックが始まる?のかな。池川さん、なんだかプログラマとして面白い展開ではないでしょうか。人ごとながら、けっこうその辺の攻防に期待するやじうま的気分もあります。
 しかし、とてもおもしろいキャラクターです。はせがわさん・・・そうとう粘着質なご性格のようです。津田さんの名誉回復をせよ!ここにばうわうの犯罪行為を証明する告白が!僕には津田さんが名誉を失ったとは思えないのですが? もちろん彼の自尊心が傷ついたからこその結果なのでしょうが、神の肉声を聞いたことで、その行為にたいする認識を新たにした人はとても多かったような気がします。最終的に彼の望むカタチに日記リンクスは変わってゆくのでしょう。
 長谷川さんは、最近日記ウォッチャーを始められたのでしょうね。「歴史を学ぼう」(C)岡林/深瀬。
 大森さんのところで告白しなくても、彼が行ってきた行為は日記界の住民には周知の事実なのです。なにしろ、自らの日記で逐一報告するのですから。
 ばうわうとは・・・自己顕示欲の固まり。スキャンダルさえも自らのプロモーションの具としてしまう存在。
 そうか!日記界の松田聖子だぁ!あんなに恐いメークはしてないけど(不明)。一部からの猛烈な顰蹙をものともせず、その"暴れん坊将軍"な言動に羨望するファンを集める処などもそっくり。という事になると、津田さんは郷ひろみで、プログラマの池川さんは神田正輝?
 となると、ジェフくんは僕でしょうか。一部で根強く囁かれる「ばうわうホモセクシャル説」もこうなるとあながちデマとばかり言っていられないのかも知れません。あのマドンナメイクで雨の中で歌う女装したばうわう氏・・・あまりにもおぞましい妄想には、日本柔道界の不振も思わず忘れてしまうほどのインパクトがあります。
 以上、公式ばうわうウォッチャー"やくのりひこ"さんの、「今日のばうわうとは?」でした。

 長谷川さんの件で日記書き始めながら、結局余談に流れるのがいつもの僕の日記らしいですね。コメントが中途半端な気はしますが、本日はこれにて終了。ちなみに、長谷川さん、ご質問メール頂いても、僕は答えません。まぁ、あなたのような有識者が相手するような人間ではないことをいつも自覚してはいますが、一応念のため。だって、めんどくさいじゃないですか。あなたみたいな方とメールで議論するのって。



7月25日(Thu)
 ついうっかり仕事に熱中してしまい、日記書く時間が遅れてしまいました。日記書いてる間に仕事するというのが、正しい日記者の生活です。人生無駄にしているとも言いますが・・・
 どうしても見てしまいますね、オリンピック。ネタのない時には格好の材料になってしまうのが、とてもお手軽。ネタの小山遊園地(すいません関東ローカルネタ)のようなものです。
 失礼しました。田村亮子ちゃんことYAWARAちゃん、ものすげー可愛いじゃないですか。改めて彼女が女子柔道界のアイドルと呼ばれるのを納得させるほど、ものすごい、いや、強烈な、もとい、むちゃくちゃな、あ〜なんと表現して良いのかわからない、「おんな」離れした日本の女子柔道選手達・・・毎日、日替わりで登場する選手の顔みるのが恐いような楽しみなような・・・何となくひ弱な印象の男子陣に比べると、その強烈な個性はピカイチ。そんな方が優勝して号泣するものだから、う〜ん、とにかくすごい!あの方なんて、放送禁止かも知れません。
 重量挙げも、軽量クラスは、何だかバーベルに押しつぶされたような人ばかりで、これも僕の価値判断からすると「危ない」領域に近づいてます。

 しかし、おもしろいのか?つまらないのか?何だか自分で自分の日記がよく分からなくなってます。以前は自分で読み返してガハガハ笑えたのに、最近はなんだかおもしろくない。マンネリの兆候も出はじめているような・・・
 そろそろ自閉ネタが恋しい頃なのかも知れません。チェックボックスつけて、明日の日記をリクエストするなんてのはどうかなぁ。

■おバカ ■エッチ ■自閉 ■けんか ■不明

 ジャンル的にはこんなものでしょうか?
 しかし、リクエストに応えて無理矢理日記で喧嘩ふっかけるのも、なんだかなぁ〜。あまり面白くなさそうな気がしてきました。そんな事より、メインの"今日の追記"書こうっと。 

 日記界の松田聖子をとりまく男達の愛憎劇。池川さんが辞退されるなら、神田正輝役はどなたにしましょう?せんべいさんをこういう話題にだすと怒られそうなので、立花さんにしておきますか。容貌的には"いい男さん"で、まさにピッタリ。
 藤田朋子を津田優さん、アラーキーをばうわう氏で、というキャスティングは如何でしょう?最初は「ほんの少し、おっぱいだけ!」などという口車に乗せられ、どこでどう間違えたか、最終的には大股開きまで撮らせてしまった女優さんと、脱がせのテクニック抜群のカメラマン。なしもと某や須藤某といった騒がしいレポーター連中を誰に擬すのか?といった大問題は別にしても、なぜか和解してしまった藤田朋子さんや、カメラマンとしての荒木氏の才能の大きさを考えると、どうもこれはミスキャストのようです。
 しかし、日記界の◎◎◎◎というのは、いくらでも出来ます。日記界のダイアナ妃、日記界の君島一郎、はたまた日記界の一家総出の追徴課税/二子山部屋とか、日記界のO-157なんてのもタイムリーかも。要するに、トラブルの中心人物にばうわう氏を据えればそれで出来上がり。な〜んだ、ただのトラブルメーカーじゃん。



7月26日(Fri)
5才の冬、孤独な目覚め

 冷たい感触で目が覚める。

 まだ空は完全には明けず、窓の外は夜の気配が色濃く残っていた。しかし、前後に振り分けたカバンの中の牛乳瓶をかちゃかちゃ鳴らしながら、坂道をよろよろと登る牛乳配達の自転車が窓の外を通り過ぎていく。あぁ、もうすぐ両親は目を覚ましてしまう。幼い焦燥感に急かされながら、傍らで眠る母親の様子を僕はそっとうかがう。



 ここの処、僕は毎日"おねしょ"をしていた。ぐっしょりと濡れた布団と下着の不快感で目覚めたまま、僕にはどうすることもできなかった。冷え切った布団の中で、濡れた下半身の事よりも、これから母親が起きてからの毎日のくり返しに、心の底からおびえていた。
 まず、白く息が凍る部屋で裸にされると、濡れたシーツを剥がすことを言い渡される。凍えた5才の指では、ホックのついたシーツから布団を抜き出すのがひと苦労で、何度も失敗する。とても泣き虫な子供で、もうこのあたりからどうしても涙を止めることができない。シーツを剥がし終えると、布団を物干しに干すように言われる。物干し台は外からよく見えるので、裸で出るのはイヤだと僕が言うと・・・アパート中に響きわたるような怒声と苦痛に僕は飲み込まれる。
 最初の頃、僕はなぜこんな仕打ちを受けなければいけないのか、傷つけられたプライドに、反抗的に母親を見返す事があった。その目つきはなんだ、と、一層つのる母親の怒りに触れた僕は、全身コナゴナになるまで自らの「悪い性格」を思い知らされることになる。父親は母親の剣幕になにも言わず、黙って仕事に出ていく。後には、ひたすら恐怖する僕と母親だけが残される。
 いまだにあの頃の事を夢にみることがあります。幼い僕が、部屋の隅で声を上げずに泣いているのを、母親がずっと見おろしているという夢です。僕にとっては、繰り返し見る悪夢です。
 布団を濡らさないように畳の上で寝たいと言っても、彼女はそれを許さなかった。まるで、おねしょする僕に、自らのあらゆるうっぷんをぶつける為だけにそうしていたかのようだった。もちろん寝る前にはなにも飲まずなにも食べず、できる限り遅くまで起きていようとするのだが、いつしか眠ってしまう。何やらトイレに立っている夢のなかで、あぁ、ここでおしっこしたらダメなんだ、おねしょしちゃう・・・そう夢の中で叫ぶ自分がいるのだが、まるで映画を見るように、もう1人の自分はトイレに入っていく後ろ姿をぼんやりと眺めるている。


 そして僕は、孤独な夜明けに目覚めたまま、5才の少年にはまるで不釣り合いな諦念と孤独に浸されながら、ただじっと朝の訪れをまっていた。

 実は、本日はどうしようもないほどの自閉ネタです。ある方へのメールがきっかけですが、決してその方のせいではありません。サディストは、マゾヒズムへの深い理解なしには自らを楽しむことはできません。そう、自らが好んで溺れるのが、マゾヒストの特徴であるとするならば、全ての原因はこの私の嗜好の中にこそ存在するのかも知れません。フィクションであるとの断り書きはやはり必要なのでしょう。


7月27日(Sat)
 こんなおいしいネタが向こうから飛び込んでくるのは、交差点のタバコ屋にダンプカーが飛び込むようなモノで、まさに日記ネタのアトランタ状態(不明)。
 よろずやさん・・・密かに待っていたのかと、今更ながらに気づいたりする僕は、けっこう嬉しがったりしています。がはははh.細かいところに修正加えたりして、学究肌のパロディ日記はとてもアカデミック。こうなれば明日は「おほほん日記」だぁ!
 しかし、時間の進行が異常に早い気のするInternetの日々の状況・・・もう僕はよろずやさんの日記の本来のスタイルがどうであったのか?まるで思い出せません。いったい「あの」よろずや藤間さんにどんな事態が訪れたのでしょう。まさかO-157が脳細胞に廻ったなんて事はないでしょうね。多分食品の日付表示などには人一倍神経質な方のような気がしておりましたが、ついレバ刺しに箸が伸びてしまった結果がこの有り様。<有り様、というのはあまりにも失礼な言いぐさですね。このていたらく、位にしておきますか。
 う〜ん、ニューヨークの栗毛のイングランド系が初恋の相手・・・やはり、と言うか、なるほどと納得すべきか、はたまた、これはしたりと膝を打つべきか。ちなみに僕の初恋の相手は、汗くさい髪の丹波篠山系の女の子でした。
 誰もいない彼女の家の押入で、そっと熊さんパンツ脱がせたのは、あれは4才の夏・・・女の子のカラダの構造の複雑さに手を焼いていた僕は、帰ってきた彼女の父親に思いっきり頭をはたかれて、わーわー泣きながらお家に帰りましたとさ。by日本むかし話。

 内輪ネタ・公開人前Kiss的私信日記。日記リンクスであったなら、そろそろ、ばうわう氏から比喩についてのレクチャーが始まる頃でしょうか?・・・と言うのも完全な内輪ネタ。日記がどんどん渦巻き状に内輪ネタに落ち込んでいくのが分かります。
 しかし、日記猿人は日記書きばかりが集まってお互いを牽制しながらランキングに投票してるようなところがあって、今一つ面白味に欠けます。訳も分からず、ただトラブルの匂いに集まってくる一般人(日記を書かない人)の爆発的なアクセスが面白かった日記リンクスと、立ち上がったばかりで日記者以外にまだ知る人が少ない日記猿人のそこが弱みでしょう。立花さんが抜けたのもそのあたりが原因の様な気がします。
 しかし、こんな日記で皆さん投票するのでしょうか?そこのあなた、躊躇することは全然ありません。心おきなく投票する事をお薦めします。きっとあなたの家庭は明日から、明るい話題に包まれることでしょう。自閉する人も少しはいるかな?



7月28日(Sun)
 深夜の幹線道路・・・トラックの群を追い抜くと、奇跡のように車のテールランプの列が途絶える。流れる信号灯をぼんやりと意識しながら、私は改めて孤独な魂の行方について考える。

 私に、孤独なあなたの魂を癒すことができたのでしょうか?孤独に生まれた人間が孤独に死んでいくことの不合理を問うことなしには、あなたの疑問は解決することはないのでしょう。人は人間として生まれ、"モノ"として土に帰っていく。
 それは悲劇ではなかったが、恩寵や救いである筈もなかった。あらゆる不合理と欺瞞に満ちたこの世界にあって、全ての人間に約束された神の御技こそが"死"であることが、他ならぬ神の死滅した現代の皮肉に満ちた実相なのです。あなたとあなたにつながる魂にとって、悲哀に満ちた結末を肯定することで自ら傷つけることは意味のある事ではないのです。

人はなぜ罰せられたのか?それは罰せられたからだ!

 どうか、自分を責めることで結論を求めることはもう終わりにされた方が良いのです。深夜、ひそかに流したあなたの涙があなたを癒すように、あなたにつながる魂もまた、あなたの裡で癒され、あなたの孤独な魂と共に再び人生を生きていくのでしょう。

 何やら意味不明の日記・・・あまり深く思い悩むことはありません。深夜、孤独な人間が自らの孤独を埋めるため、誰かを捜して電子の海をさまよう。そこで出逢った私達の魂に向けた密かなメッセージなのです。絶対の孤独に耐えられる人間は存在することはないのです。孤独な魂の上げる悲鳴は、か細いが、しかしとても痛ましい。健気であることに大した意味はないのです。涙を流すことは決して恥ずべき事ではありません。癒しの海とは、他ならぬ涙の別名であることを知る者は、決して心弱き者ではないのです。
7月29日(Mon)
 次々と襲ってくる請求書・・・ちわちわちわちわっ。(^^;)。僕はワッキーさんじゃないです。申し訳ない。
 本日はまたもや「先生への理不尽な"謝礼"に激怒編」in バレーコンクールは"ぼったくりバー"だ! という「蒲田方面では大爆笑ネタ」でお送りすることになってしまいました。
 嬉しがるように。>じゅうたんで寝る娘っこ。

 日頃温厚なデーテーペーおやぢも、そろそろキレかかっております・・・つい先日もメイク費用やら協会謝礼代などと不明な請求があったばかりなのに、本日またもや「特別レッスンの追加レッスン費用」???なるモノを貰って帰ってきました。何なんだ!これは!
 その度に2万円・3万円とむしり取られるのは、まるで、怪しげな風俗産業でぼられる東北出稼ぎオヤジの心境。はい、ブラジャー取るなら1万円、パンティーは3万円ネ。。キスはダメ!そんなとこ触るんじゃね〜よ!、この色ぼけオヤヂ!

 とほほ。

 正当な経費なら、まぁ納得できる事もあるのでしょうが、どう見ても、子供ダシにして足元見られてる気分が抜けないわけです。
 堂々と、予選出場後に謝礼1万円、本選に通れば2万円と、金額まで指定された先生へのお礼を強要するリーフレットが廻ってきたりして、はてしなく胡散臭い。
 こういう「おばさんライク」な人間関係がとても耐え難いのです。金額の多少に左右されるような感謝の気持ちなど、所詮心のこもったモノであるはずもないのだが、まぁ、感謝の気持ちではなく「金」が欲しいだけなのでしょう。
 日記書きの合間に仕事する僕の、半月分の稼ぎを返せ!心貧しきバレエ教室のくそばばあに災いあれ!呪ってやるゾ!エロイムエッサイム、エロイムエッサイム、我は求め訴えたり。

 冗談ではないかも知れません。本当に呪ってやりたい心境・・・何度でも書きますが、うちは娘二人が参加しているので、何事も全て2倍。この調子では、まだまだ請求書が舞い込むことは避けられそうもありません。先生への謝礼などというのは、相撲界のご祝儀みたいなモノでしょうか?税務署に密告したい気分が沸々と湧いてきました。
 まるでトラブルらしいトラブルのない日記猿人・・・その原因はトラブルが電車通勤して日記書いてるような方が、何やら主催者と称してご満悦だからでしょう。静岡方面からトラブルの予感があった筈なのに、何なんでしょう?いつのまにか日記書いてらっしゃるじゃないですか、長谷川さん。なぜ、ああまで執拗に"神"の名誉回復を求められるのか?僕にはまったく彼の情熱の源泉が理解できませんでした。しかし、日記が書きたかったのか!と気づけばこれは見事な、アクセスアップの為のその1(トラブルの中心に自らを置く)でありました。すいません、ネタに使ってしまいましたが、やはり質問にはお答え致しません。ご理解下さい、長谷川様。



7月30日(Tue)
 またもや始めてしまいました・・・しかし、早くやらないと野原さんか、ばうわう氏あたりにやられそうなので、元に戻ったところで間髪を入れず、速攻で決めてみました。
 よろずや談義の特徴らしい特徴がなかなか掴めなくて、けっこう苦労しました。失礼な文面があるかも知れません。先に謝っておきましょう。申し訳ありません。そう言えば、藤間さんと僕とは今までに1本のメールのやり取りもありません。う〜ん、なぜでしょうね?。何となく気恥ずかしいような思いが交差して、頬赤らめるオヤヂふたり・・・

 本日、行ってきました。「彩のくに」<カッコわる〜。バレーコンクール。
 バレーとは・・・な〜んだ、ただのエロじゃん!
 やせぎすな少女が、水着に似た薄物つけてクルクル回ったり、「あれぐり〜ぃや」みたいな、軟体系フェチの方にはたまらないポーズで踊るのは、ある種とても淫靡な光景のように思えます。「若さと躍動美の中に、溌剌とした未来への希望が見えます。」なんて感想書いてる大学生がいたら、そいつは必ず三越デパート屋上のセーラームーン・ショーの会場で、最前列でカメラ構えてるヤツに違いない。ついでにお1人様500円でセーラーマーズと記念のポラロイド撮ってもらってウハウハ言ってたりするゾ!
 しかし、会場では衣装/振り付け等の著作権の問題から、一切のカメラ・ビデオ撮影厳禁とアナウンスしながら、業者がビデオまわしながら、フラッシュばんばん焚いてるのは何故?それを入口で受け付けて、バカな親に売りつけているが、バックマージンはどこにいくんだよ〜っ!!
 本日午前4時30分に起きるというので、そんな愚かなことが出来るか!と、朝までインターネット。主にメール書き、とほほ。
 で、肝心の子供たちの舞台は、母親は楽屋での準備と後かたづけに追われて、けっきょく見る暇なし。僕はと言えば、連日の深夜のメール書きに、薄暗い会場でつい、うとうと・・・奥さんにどやされて起きたときには、すでに子供たちの出番はとっくに終わっていましたとさ。
 だから、彼女たちの本番は二人とも見ていません。・・・とほほほほほほはははははh。ふ〜〜〜〜〜っ。脱力・・・

 激怒するチカラも残っていません。僕は打ちのめされています。これから、更に請求書が廻ってくるようです。黒いシャツ買いに行こうかな(不明)。
 肝心の余談日記を書く意欲が著しく阻害されております。一部、[斜め/とっても見にくい色/ちび字]日記界の3重苦/ヘレン・ケラー余談日記ファンの方、本日は2本分の日記と、バレーコンクールのショックで弱まっております。この辺でお開きという事で・・・



7月31日(Wed)
 今日もバレーネタ・・・すっかり僕の日記の中での日常に定着したようです。ヒジョーにトホホ度が高いので、日記のネタにしてせめてもの憂さ晴らし。陰湿な復讐と怨念に満ちた僕の魂の叫びとご理解下さい。
 いい加減本人が飽きてきてるので、今日限りで当分やらないつもりですが、いつなんどき請求書が舞い込んでくるやも知れず、大激怒(FONT SIZE="6")の予感は、依然くすぶり続けております。
 バレーコンテストなるモノの会場にいらっしゃる奥様方には、それなりにパターンがありそうです。
 まず、審査員と称するバレー教室のおばさんが、ものすっげー、恐そーです。広い会場の、前側の一番良い席全ては審査員用ということで、様子の分からない家族や子供たちがチョットでもそこに座ろうものなら、こっぴどく怒られます。300名分位を10人の審査員の方がゆっくりお座りになって、採点されるようです。
 その登場の仕方が、又ご大層。開始1分前に何やらぞろぞろと後ろの方から入ってくる、ひからびたシャネラーやグッチャー・・・さぞかし、人生においてSEXには恵まれなかったんだろうなぁーと思わせる雰囲気を漂わせる方達。これ以上はユニセフ親善大使からクレームが来そうな形容しか思い浮かびませんので、このぐらいにしておきます。
 後は、会場内をうろうろしてる髪をひっつめにしたバカっぽい顔の子供たちと、制服のようによく似た洋服でおめかししている、輪をかけたバカずらの母親の群。それにしても、あの舞台化粧は何とかして欲しいなぁ・・・さんまの恋のからさわぎじゃないんだから。楽屋口でおしゃべりしていて、こっぴどく怒られてる子供がいた。タヌキのような顔で泣くものだから、メークが崩れて試合後のアジャコングみたい・・・と思ってよく見ると、お約束通り、我が子でした・・・とほほ。
 本選に合格したと喜んでいる子供達。その合格者が120組と聞かされて、ふーん、で、それがどうした?とは、今日も朝4時に起きて支度して出かけていった子供達には言えませんでした。
 幸いなことに仕事のたて込んでる僕は、本日は行かなくてもよろしいと言われて、さっそく、あちらこちらにメール書いております。<おいおい。

 何故に僕は2日連続で完徹なのでしょう?廃人系OLには"バカだから"という立派な理由があるのに、この徹夜は、1分間のバレーコンテストの為だとすると、60分×24で1日は1440分。なんと1440分の1の為にわが家は1日中きりきり舞いしている事になる。う〜ん、恐るべきはバレーコンテスト。
 誰かがやってたけど、僕は大阪弁で日記なんかよう書かれへんわ。みんな関西弁てゆーけど、京都と大坂ではぜんぜんちゃうヤンか。僕は京都やから、京都弁とゆー事になるけど、「そーどす」とか、「おーきに」とか、そんなん使こた事あらへんわ。子供の頃は、お菓子もろたりしたら、おかあちゃんに「おーきに言い」と言われた事はあるけど、そんなベタベタな京都弁つこてる人間、いまどき、おらへんで。せやけど、関西弁はATOKの辞書にぜんぜんあらへんから、変換に時間が掛かるわ。まぁ、今日の処はこのぐらいで、ごめんやしておくれやしてごめんやっしゃあ〜。
 本日は余談が長いです。誰かが消えて、誰かが入る。僕の日記リストラ。
 会社のPRの為と言いながら、どう考えても会社的にはマイナスイメージが・・・極微的マニアが熱烈歓迎する、あの献血マニアの作者が赤裸々に己の恥部と会社の暗黒をさらけ出す、こんなん書いてえ〜んか日記。これすなわち、闘うプログラマ in MiS。日記猿人に登録する勇気は彼にあるのか?



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