マボロシ故にマボロシに酔うと
そう言ったそばから壊れやすいからこそ
強く抱きしめたいと
理不尽な望みに身を焦しても
「あなた」を抱きしめる術を知らぬ僕は
やはり
なにも気付かぬふりをして
こんな風に
意味不明なコトバを書き記すことしかできぬ
愚か者のようです
電子の海の向こう側の
その意外な程のなまめかしさが
僕を躊躇させ
僕を熱く屹立させる
そう・・・
「あなた」のコトバの切れ切れに
触れることで充された僕は
無機質な走査線の光と影にさえ欲情する
マボロシを抱くことで充された
「あなた」の光と影に口づけしたとき
おののき震える「あなた」のココロに
確かな予感を知らされたのだが・・・
果してそれは、