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納豆とニラタマと秋刀魚という取り合せの夕食ってのもなんだか訳わかりません。いかにも冷蔵庫の残り物かきあつめたようなメニューなんですが、訊いてみたら案の定・・・あまり我家の食卓に季節感だの取り合せの妙なんてものを期待する方が間違っているは確かです。 関西人なので納豆は東京に来るまでは、食べたことはおろか見たこともほとんどなくて、最初に匂い嗅いだ感想は、やっぱり「げ、これ腐ってるやん」だったのですが、あまりにおいしそうに食べている人の様子を見ておそるおそる食べてみて、まぁ食べられない代物ではないなぁと。 といっても、食べようと思えば食べられると言うだけの話しで積極的に食べたいというものではありません。 そう、大人になってから食べられるようになったものというのは結構多いようです。 子供の時には、これだけは絶対に食べられないというものがいっぱいあって、例えば、きゅうり・トマト・ナスなんて野菜類はとにかく食べられるものを探した方が早いぐらいで、子供が好きなフルーツ類も大抵は大嫌いでした。煮魚・焼魚・刺身類もほとんどダメで、辛うじて食べられた肉にしても、鶏の唐揚はいかにも死んだ生きものパーツみたいな骨を見るだけでゾッとしたものだし、すき焼だとほんとは食べる筈じゃない、あの白い脂身が大好きだったりで、とにかく味覚に異常があるとしか思えないような子供でした。 未だに偏食の傾向は引きずってはいるんですが、無理に食べるともどしてしまうなんてことはさすがに最近ではありません。怒られる人間がいないので嫌いなものを無理して食べることがなくなったって、精神的な拒絶反応がなくなったからなのかもしれません。もっとも野菜類にしてもマヨネーズだとかドレッシングをたっぷりかけないと食べられないし、納豆も思いっきり醤油だとかカラシを混ぜて元の味が判らないから食べられるというだけの話しかも。 基本は「お子さま」という部分は性格含めて、ちっとも変っていないのかも知れません。 塩分が多いよなぁ、本日のメニューは。というか、すべてに醤油かけるから多くなるんですが、食べ物ってのは健康に悪いものがなぜか美味しいような気がするのは、どうにも「生き物」の矛盾を物語っているような気がします。そもそも食べ物に「旨味」なんてものは必要ない筈で、腐ってるか否かが判ればそれで良いような気はします。要するに、すべては単なる錯覚かも。
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