|
「ヘリポート基地がイヤなら地域振興策は考え直す必要がある」とは・・・よくまぁそこまで下司なことが言えたものです。金にものを言わせてフィリッピンあたりで少女買春する変態オヤヂとほとんど発想がおなじ。国民の税金を軍事基地の身代金にしようとする人間達の方が一層たちが悪いと言えるかもしれません。しかしまぁ・・・ここまであからさまに沖縄蔑視の発言をくり返す政治家を目の前にしても、なおかつ地域振興を願わなければならない沖縄の「今」があることも紛れもない事実なのでしょう。 富める国と貧しい国、あるいは都市と地方と言った構図が、長年の不況にあえぐ沖縄の中にあっても富める南部と赤土のパイナップル畑が拡がる貧しい北部という形で再生産されていること・・・まるで巨大な「組み木細工」のように、どこまで細分化しても僕たちの内なる南北関係は解決する方法がないようです。 都市の豊かさを享受しつつ、古きよき世界だの美しい自然を守れだのと言いつのる自信は、少なくとも今の僕にはありません。珊瑚礁の海の美しさに魅せられたとしても、緑の野を渡る風に心が洗われるような気がしたとしても、コンクリートで埋立てられた護岸に囲まれた生活を続けている限り、「自然保護」などはこの地球にとっては、地表をうろうろする人間達の身勝手な「たわごと」でしかないような気がします。 自然と共に生きると言う事は、つまりは自然と共に飢えることでもある筈です。「飢え」の恐怖から開放された時点で、すでに人間は自然の一部ではなく、ひたすら自然を「異化」するだけの存在と化してしまったようです。 まぁ、人類が死滅しても決して自然は死滅することはないでしょう。絶えず死と再生をくり返しているのがまさに「自然」そのもの・・・一木一草もない世界もまた自然の一部なのかも知れません。 問題を全て金で解決しようとしようとする国と地方・・・どちらもどちらと言ってしまえば話は簡単なんですが、なにかしら昨今の親子関係の殺伐さの原因はこの辺りにあるような。暮しの豊かさと引換えに一層貧しくなるココロとは・・・ただの皮肉と言うにはあまりにも問題が重要すぎるのかも知れません。
◆01/01~15◆01/16~31◆ 1997年のバックナンバーはこちら。 ◆01/01~15◆01/16~31◆02/01~15◆02/16~28◆03/01~15◆03/16~31◆ ◆04/01~15◆04/16~30◆05/01~15◆05/16~31◆06/01~15◆06/16~30◆ ◆07/01~15◆07/16~31◆08/01~15◆08/16~31◆09/01~15◆09/16~30◆ ◆10/01~15◆10/16~31◆11/01~15◆11/16~30◆12/01~15◆12/16~31◆ 1996年のバックナンバーはこちら。 ◆01/21~31◆02/01~15◆02/16~29◆03/01~15◆03/16~31◆04/01~15◆ ◆04/16~30◆05/01~15◆05/16~31◆06/01~15◆06/16~30◆07/01~15◆ ◆07/16~31◆08/01~15◆08/16~31◆09/01~15◆09/16~30◆10/01~15◆ ◆10/16~31◆11/01~15◆11/16~30◆12/01~15◆12/16~31◆ |