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東京都のゴミ行政の目玉のひとつになっているらしい「ゴミの自区内処理」を巡ってあいも変らずくり返されているのが、地域エゴと無責任な行政との果てしない鬼ごっこのようです。 今時の焼却場建設反対闘争ではあからさまに地域エゴを打出すことの反発を恐れて、なにやらゴミ減量とエコロジーが一緒に語られるようですが、どれもこれもひたすら胡散臭いだけ。その上、焼却場周辺のダイオキシン濃度を問題にしてゴミ焼却場は出て行けと叫ぶぐらいなら、毎日自分達が食べている食品中の添加物やら発ガン物質についてもう少し心配した方が良いのかも。もっとも、自分と自分の家族の健康にだけ関心があるらしいエコロジー奥さま達には「無農薬」だの「有機栽培」と言う、そんなレッテルだけのブランド食品を有難がっているだけで、モノを考える余地があるようには到底思えません。 正直に地域エゴだと言いきればまだかわいげもあるのに、やれダイオキシンだの廃液汚染などと空疎な言質にこだわるのもいい加減うんざり。そんなに環境問題が気になるなら、日本国中のゴミ焼却場の建設に反対するなり、埋立て処分場でピケでもはって断固ゴミの処理に反対するべきでしょう。 で、肝心のゴミをどうするかについては、結局田舎にでも捨てておけというのが彼らの本音なんでしょう。危険な原発は過疎地域の岬の突端にでも造って万一の事態に備えろと言うのと所詮は同じ論理。あるいは自分の見えない処でなら、どんな毒性物質がばらまかれていても当面はなにも気にならない、ただの「思考停止奥さま」にとっては、ゴミ焼却場が出来たばかりに資産価値の下がった、ちっぽけなマイホームの売却価格が気になっているだけなのかも知れません。 わが家の生ゴミは袋の口を固く縛って燃えるゴミの日に出してしまえば、後はどうなろうと知ったこっちゃないというのが正直な本音でしょう。建前でしか語れない行政側の責任逃れの発言と見返りと譲歩をワンセットと考える地域ボス達の下らない駆引き・・・いずれにしてもひたすらビンボーくさいお話しです。 自然のままの泥付野菜だとか、生産者直送の無農薬にこだわった米作り、なんてモノを有難がる生活というのは、所詮は何処かで飢えている子供を踏みつけにして成立っている嘘くさい生活なんでしょう。飢えてしまえばダイオキシンも放射能も、当面は食べ物に混じった小石以上の意味はない筈です。
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