デーテーペーな1日

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5月24日(Sat)
 テレクラに電話して、亭主が戻るまでの数時間を見知らぬ男の腕の中ですごす「心寂しき主婦」・・・まさに男の低劣な妄想か、安っぽいアダルトビデオの登場人物そのままの様な「奥さん」と云うものが現実に存在すると聞かされても、なかなか信用できない気がします。ところが、カメラの前であっけらかんとして語る彼女達のその動機の希薄さに、かえって妙に納得したりする事こそが、現代の人間関係の不毛さを象徴しているのかも知れません。家庭は生活のためにうわべを取繕う場であり、なにかと便利な道具や、人に見せる為のブランド商品のひとつのようです。むしろ、何も期待していないからこそ納得できる場所なのかもしれません。
 何時までも愛されることを求める彼女達にとって、家庭でのSEXはそれほど重要な意味を持たないかのようですが、かといって機能性ばかりを言立てる通信販売の商品のように、ドライに不倫相手とのSEXの快感について語る彼女達の裡にはたして言葉通りの意味での「快感」は有るのか?何れにしてもなにかとても幼い情熱のようです。肉体的な接触よりも、自らに関心を持たれていることを確かめるために抱かれるような、その寒々とした動機にどうしようもない孤独を感じてしまうのです。
 「優しい言葉」や「愛されている実感」・・・つまりは「父親の愛」をひたすら求め続けている彼女たちを抱くのは、結局、家庭にある妻に「母親の献身」を求める男達だとするなら、この未熟な関係性の堂々巡りは永遠に終る事はないのでしょう。

 何れにしても、孤独であることに耐えきれない人間がくり返す愚行はこれからも止むことはない筈です。むろん僕自身もそんな愚かな人間の一人として生きる以外に、そこから逃れることはできないのかも知れません。

 妻の不倫について問われた男達の間抜け面には、やはりうんざりします。何の想像力もないまま、不確かな関係を信じているのはやはり男達だけなのかも・・・無心に繁殖本能だけで行動するのは、いつの時代も「オス」の役目と決っているようです。


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