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なんとはなしに「あなた」宛にご迷惑なメールがだしたいような気分ですが・・・はて?何処に行けば「あなた」と会えるのか、日頃の疎遠ぶりがこんな夜にはとりわけ恨めしいものです。 「あなた」の表情を妄想することはあえて避けてはみても、肌理のこまやかな肌の裏側をひとすじ走る蒼い静脈と小ぶりな乳房を想い描いては愚かしい想念の海を漂ってみるのは、実は僕にとっての密やかな楽しみのひとつだったりするのでしょう。 右の鎖骨に添って三つばかり続く小さなほくろに指をなぞらえて、そっと僕は唇を押しつけてみる。右手の下で「あなた」の乳房が欲望におののく時、少し指先に力をこめると一層その震えは大きくなっていく。固くとがっていく乳房の感触を楽しみながら、そこに口づけることを避けて「あなた」の快感をほんの少しじらしてみせるのも、こんな夜のお遊びにはとりわけ、お約束のひとつのようです。 ゲームと銘打ってしまえば何事にも大胆になれるのが臆病者たる由縁なのだとすれば、全ては電子の夢の中で繰広げられるゲームだからこそ「あなた」があげる声が、いっそう淫らに僕自身の欲望を刺激するのでしょう。そう・・・何とも言えぬもどかしさが、至って歯止めになりえない予感に捕えられながら、僕は今夜も電子の夢の中で「あなた」の淫らな肉体を妄想する。 こんな日の日記は自分でも意味不明です。本当はどこかに意味があるのでしょう・・・その事を秘かに自覚しながら、あえて意味不明に陥ることで辛うじて自制しているのだとすると、やはりそれはゲームとしてはかなり胡散臭い種類のモノかも知れません。
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