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本日は午後から何気なくWOWOWでアメリカ映画などを観てしまったんですが(←仕事しろよ)、いやはや・・・この「いやはや」にはいろいろな意味がこもってるかも知れません。 マフィアのボスが、自らの裁判での評決をくつがえすために陪審員の一人の女性を、その息子の命をかたに脅迫すると言うのがメインストーリなのですが、一昔前なら敏腕検事が彼女の危機を救い、めでたく有罪評決を勝取ってジ・エンドとなる筈のストーリーも、90年代になるとそんなおとぎ話は残念ながら見向きもされないようで、別種のおとぎ話が用意されることになる訳です。 脅迫に屈したヒロインによって裁判はとん挫してしまい、検事は強引に彼女から脅迫の事実を証言させようとするが、警察による庇護を信じない彼女にとって検事の思う通りの証言など出来る筈がない。 で、彼女はどうするかというと、結局自分の命を狙われたことをきっかけに、なんと、逆にマフィアのボスを殺して自分の手で自分と息子を守るという、「自己必殺仕掛人」な結末・・・ ストーリーの強引さに目をつぶってまで「強いおんな」の存在に固執するのが、最近のアメリカ映画の強迫神経症的なところですが、そうした映画のつくり手がたぶん男性だろうと思えるのが、いささか疎ましい気がするのです。そう描くことがビジネスとして有利だから、委細構わず強引な結末に持っていって、カタルシスを演出しているように思えて、多分に嘘くさい。 しかし、正直言ってアメリカ女性を身近に知らないので、僕にはそうだと断定することも出来ないのです。事実として、かの国ではその事を日々実感している「おとこ」が多いのが、正しい現実認識なのかも知れません。 そう言えば、何となく僕もそんな気はしてきたかも・・・ここ2・3日。<きゃー。不明な感想はヤめなさい。 何故かおきらく映画時評な本日の日記。映画のタイトルは「脅迫 彼女の選択」でした。 途中から観たので人間関係が良く分らない部分があるのですが、ウィリアム・S・ハートが、つまらない男の純情を淡々と演じて、男性陣の中では一番「おいしい」役柄でした。ヒロイン救う為にあっさり殺されてしまうところも、90年代風。そう言えば、つい2・3日前にも小心なくせに教え子相手に勃起したがる大学教授を情けなく熱演してました。けっこう好きです、ウィリアム・S・ハート。
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