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類人猿にとって社会性とは、すなわちSEXの様な気がします。緊張の原因となるのもその緊張をほぐすのも他ならぬSEXなのは、チンパンジーやゴリラの例を出すまでもなく、自分自身を振り返ってみれば何となく納得できます。だからと言って、僕がバイセクシャルと言うことでもありません。と、慌てて言い訳することもありませんが、同性間の「好き嫌い」というのもセクシュアルな意味があるような気はしています。 で、SEXにおける緊張関係とは、異性間に限るようですが、それも若い時分の話で、現在の僕にとって群の外でのSEXは、余計な緊張・・・新たなトラブルの原因でしかなく、サバンナで暮らすサルとはいささか事情が異なっています。二号だの愛人だのと、ハーレムのボスを気取ってみても、所詮は外にもう一つの家庭を作るという事は、つまり奥さんが二人いる訳で・・・僕にはそんな面倒な生活はとても出来そうもありません。SEX自体も、相手が変わったら嬉しいかと訊かれれば、肉体の摩擦にそれほどの違いがあるとは思えなくて、オスの言う快感など、しょせん妄想から発生している部分が多いような気がします。 何故こんな事を書いているかというと、ここ何日か、立花隆の「サル学の現在」なんて本を読んでいるからです。昔から「サル学」関係の本は何故か好きで、高崎山での観察記録とかよく読みました。 SEXと子殺し・・・どうも家庭を持った人間が話題にするのはいささかはばかられるような気はしますが、サル学の語るところでは「子殺し」は自らの「生殖」のために為されるモノのようで、そこで発生する「カニバリズム」には、なにやら性的な意味が色濃く付きまとっているようです。
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