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冬枯れた梢越しに、地平線間近の太陽を眺めてみる。夏の日のあの強烈な輝きを失ったそれは、最早私の網膜を貫く力を失っていた。そう、あたかも私と「あなた」との関係のように・・・ ああああああ、うっかりまた始めてしまう処でした、本日の不明日記・・・いい加減にしない、その内怒られてしまいます。<誰に? で、 最近話題の「トゥパク・アマル」についてなんですが、いまどき「チェ・ゲバラ」の名前がでてくるのにも驚かされますが、表面上はともかく、何も代わることのなかった南米世界のここ数十年の貧しさの実体が、平和ボケした僕たち日本人の喉元に突きつけられたナイフとして思わず露呈してしまったのでしょう。 貧しい国にも、目も眩むほどの富を実現させた階層が確実に存在すること・・・それは一億総中流などと言う愚かしい幻想を信じる日本人には想像もつかないほどの貧富の差のようです。富を持つ者が権力を握るのが資本主義社会の冷徹な掟であるとするなら、「テロル」は貧しいゲリラには必須の武器であり続けるのでしょう。 人民に向けられた武器を奪って闘うのがゲバラの言う「ゲリラ」だからこそ、「人質事件」や「要人暗殺」はくり返されることとなる。つまり、貧困によって「人質」となり「暗殺」される貧しい人達がある限り、「テロル」もまた止むことはあり得ないのでしょう。その事を肯定する程の覚悟もないままに、しかし、僕自身がかの国に生まれていれば、今回の大使館での豪華な天皇誕生日を祝うパーティに出席する側ではなく、目だし帽で襲撃する側に入っているに違いないことも、また確かなことのようです。 そう、「テロル」に同情的な人間も一人ぐらい居ても良いでしょう。なにかと覚えのある人間ですから。 奪還作戦で日本人の人質に死者がでたとしても、彼らは立派な企業戦士の死として手厚く葬られ、家族もまた、失ったモノに見合う悲しみを死者に与えることはできるのでしょう。英雄として死ぬテロリストにも涙を流す家族がいるのかもしれません。しかし、その一方で、アフリカの難民キャンプの乾ききったテントの下やバルカン半島の雨に濡れた茂みの陰で人知れず死んでいくこども達には、もはやその死を悲しむ家族さえもいない。そうしたこども達を殺した「テロリスト」とははたして誰なのか?ひょっとすると僕自身ではなかったのか? 血生臭い結末を秘かに期待しているのかも知れません・・・
クリスマス間近でごった返すスーパーで、ショッピングカート押しながら「テロリスト」について考えること・・・なかなかに魅力的で刺激に満ちた作業です。あぁ、そんな会話をうちの奥さんと交わすことは決してありません。僕が毎日こんな不遜な日記を書いていることすら、想像する事はないでしょう。
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