| 早いものでチェロ購入から一ヶ月が経ちました。
自分で言うのもなんですが、ほとんど毎日欠かさずに練習してて本当にエライと思います。そして劇的な進化はありませんが、それなりに上達もしているような気がします。最近のお気に入りは教則本の練習曲。すごく地味ですが音程とか運指に気を配りながら黙々と楽譜を追っていく作業はじつに楽しいです。うーん、ちょっと変態的な楽しみ方かもしれませんが・・・。
先日、なんと我が家にプロのチェリストが遊びに来ました。奥さんの妹さんの旦那さんのお友達なんですが、私のチェロの話をしたら家に来ることを快諾してくれまして、なんとなんと楽器持参で来てくれたんです。
なんという恵まれた環境でしょう!!プロが奏でるチェロを間近で見て聴いて、しかも自宅のリビングでですからね。もう最高です。
さて、チェリストが来たとなれば当然、我が家の3万円チェロを見せないわけにはいきません。来てもらった一番の理由は楽器を診てもらうことな訳ですから。
で、早速楽器チェックをしてもらったところ、一目みて・・・
「あ〜・・・まったく調整ナシですね。」ぐはっ、いきなり核心をついてきますね。などといいつつおもむろにひと弾き。
あたりまえの話ですがプロの方が弾けば3万円といえどもチェロはチェロ。いままでに聞いたことの無い"良い音"が我が家の超格安チェロでも奏でられることが判明した瞬間でした。
で、一目で無調整と気付かせた理由を伺ったところ、なんでも驚くほど弦高が高いらしいです。駒が一度も削られていない状態で、これでは弾くのも辛いでしょう?とか。(そういわれても他の楽器を知らないもので・・・)
そんな流れから無謀にも超初心者の私にプロの楽器を触らせてくれました。
「うわっ!弾きやすい!!すげー響くし弦も押さえやすい!!!」
勿論、言うまでもなく、当たり前の事ですがすごく良い感じでしたね。当然か。
で、その翌日。
本物のチェロの味を覚えてしまった私は、仕事を早々に切り上げて御茶ノ水楽器屋街へGO!ということで売りもののチェロを試奏しまくってきました。 一応断っておきますが、買うつもりはぜんぜんありません。ただ自分の楽器と本物の楽器のどこがどう違うのかが見極めたくなったというところですか・・・。
3件の弦楽器屋さんをハシゴ(事前に閉店時間確認済み)して、入門向け〜初心者向けの楽器を何台か弾かせてもらうことができました。
10万(中国製)、16万(中国製)、25万(チェコ製)、30万(ルーマニア製)、50万(ルーマニア製)※本体価格です。
なるほどなるほど。やっぱり値段っていうのはそれなりにちゃんと付けられているものだなぁ〜という印象。 つまり、やはり高いものほど気持ちよく弾けます。
しかし10万と50万に差があるのは確かだけど、そこにブラウン管32型テレビとフルハイビジョン52型テレビのような差があるのかというと・・・かなり疑問です。見た目の印象や音色の好みもあるし、スペックとして明確な違いは無いような気がしました。(無論、我が家のチェロとはぜんぜん違いましたが)
それからそれから、弦楽器屋に行ったついでに前々からちょっと気になっていたサイレントチェロも試奏してきました。
これは「面白い」けど想像していたよりも、ウチの3万チェロよりも、チェロらしくないものでしたね。グランドピアノと電子ピアノみたいなものでしょうか。やっぱり別の種類の物なんですねぇ。
例えて言うなら、普段からグランドピアノを弾いている人は電子ピアノを弾いても上手に弾くけど電子ピアノしか弾いたことの無い人は「グランドピアノを弾け」といわれたらきっとビビるでしょう。サイレントチェロも同じかな〜と思います。音色もぜんぜん違うしね。 電子音というかエレキ音というか、ゆらぎのないつまらない音です。
でも確かにサイレントというだけあって静かに練習できます。プロの方が演奏旅行でホテルでの練習用に持ち歩くなんていう話も店員さんがしてました。マンション住まいの方にはいいかも。
と、まぁ格安じゃないチェロに触れて「もしかしてこの3万チェロがゴミのように思えてしまったのでは」と自問自答をしてみると、実のところそういう気持ちはまったくないです。むしろ「3万ならぜんぜんいいじゃん!」という気持ち。あ、本当に負け惜しみとかじゃないですよ。でもでも楽器の調整は絶対に必要だと思いました。
あ、来週から奥さんの妹さんの旦那さんのお友達のチェリストの方にレッスンをしてもらうことになりました。ワクワク!!
「できたらレッスン始めるまでに楽器の調整、してもらってくださいね」
了解ッス。
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