歳時記(diary):四月の項

一日

子どもたちが帰ってきた昼から出かけて、科学博物館での 「人体」展へ。医学の歴史考察という面では楽しめた。展示している内容の多くは「知っていること」なのだけれど、それを「みる」ことはまた別の楽しみ方があると思うのだけれど。

夜帰ってきてから艦これろ号作戦完遂。2-3出撃繰り返していたら、10回以上連続でボスに到達せず。どんな羅針盤だよ...。

二日

新年度。新人たちの初々しさがちょっとまぶしく。

仕事終わったところで眼鏡屋に行ってレンズ交換。殆ど度は変わっていないけれど、少し見やすくなったかな?フレームは同じなので、使用感が同じなのは少しうれしい。

三日

仕事は比較的早く終わったのだけれど、面談待ちで八時まで病院に。仕事している家族で、そう易々と休みも取れないだろうとこちらが妥協する形。

四日

夜は勉強会いきたいなぁと思っていたけれど、多忙につき中止。ICUで透析とか。

五日

外来の日。今月末祝日あるから日程調整が始まっている。

六日

今週から臨床実習の学生さんが来ている。割と真面目に仕事こなしているけれど。自分の学生時代の要領は今通用しないんだろうなぁ。

七日

朝出勤して受け持ち決めて、仕事に手を付けたところで急変コール。‥‥さっき受け持ちって決めた人じゃないか。いきなり不整脈出して来て一気に面倒に。
ICU転床させてあれこれと対応。

八日

昨日の患者さんが日付変わってもTorsades de Pointes出すので、あんまり寝ていられない感じで。朝には多少落ち着いてきた、かな。
病院出てから都内へ。シャッツキステでのんびりお茶の時間を。

帰りに子供たちと待ち合わせてカラオケして帰ってきた。

九日

出かける朝にベルトのサイズが合わないとか言い出して工作やらせるなよ....。
そんなばたばたの後無事に入学式へ参加する。ソメイヨシノは散っていたけれど、ちょうどヤマザクラは見ごろな感じなのでせめてもの華を添えていた。

High Siellaにアップした後どうも動きが悪いのでシステムのクリーンインストール。TimeMachineから書き戻すと割とあっさり動き出す。よしよしと思ったら、なぜかウイルスバスターとかEPSONのプリンタとか動きが悪いものがいくつか出現。ウイルスバスターは一旦アンインストールしたのちに体験版インストールしてシリアル番号入力し直し。EPSONプリンタはfilterがどうとかエラーが出るので、検索したところOSのライブラリの中のファイルが悪さをしていることが多いようなので、一旦これまた全てのドライバをアンインストールして/Library/Epsonを一旦移動。ドライバをダウンロードしてインストールし直して改めて設定し直したら、不足分があったらしくこれを自動でダウンロードしてきて無事に動き出した。

十日

「赤ちゃんが泣くのは高度プロフェッショナルに該当するから、労働時間制限を受けないのではないか」に爆笑。

十一日

カクヨムでイリヤの空、UFOの夏が公開開始と。妖精作戦がそうであるような、悪の組織はいないけれどでも登場人物には過酷な定めがある、そんなお話。‥‥現実って大体そんなもんだったとおもう。

十二日

外来やって夜は当直。体力的にキツいのでこういう予定はあまり組みたくなかったんだけど諸般の事情につき。幸いそれほど多忙ではなく。
夜中に「日中薬出してもらったんだけど咳がひどい」って受診希望が療養施設から。日中より悪化したような話は特になく、明日にしてと返事してみたのだが。夜になると不安は増すからねぇ。

十三日

当直明け。
昨日夜中に相談があった方は結局日中に受診したようで、入院希望強いということで入院となり自分のところに対応が回ってくる。まぁ昨夜と比べて重症化したというわけでもないようでよかった、のだろうきっと。
夜は病棟の歓送会。

十四日

京都へ。内科学会総会へ。半分くらい単位取得だけって感じで。 道中で「横浜駅SF」を再読。

帰り途中でTexShopで書類書いてたら、完成版PDFが仕上がらない。考えてみるとHighSierraにしてからTexLive環境使うの初めてだったなぁとあれこれしらべて、macOS High Sierra + Texlive 2017 + ヒラギノフォントの記事を参照して一通り設定。

十五日

「響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ」を読む。滝先生って指導者として有能だなぁと改めて感じる。小説だと登場人物の心理をわかりやすく描きやすいと思うのだけれど、能力の不足を伝えることと、それを打ち破っていくサポートすることは必ずしも一致せず、前者に偏ればやる気を失わせてつまりはパフォーマンスを低下させてしまう、と思う。
じゃあいい指導者ってなによ、って問題は、悩み続けるしかない問題だとは思うのだけれど。

十六日

夜は腎生検カンファレンス。新しい先生も来て、打ち上げ飲み会も盛り上がり。

十七日

病棟が落ち着いているので書き物しやすい日で。

十八日

夜は新人医師の歓迎会。二次会行って三次会でカラオケまでして。

十九日

ちょっち眠い...。
相方の両親が上京してきていて、夜はちょっと早めに帰ってご挨拶を。

二十日

臨床病理検討会。臨床経過は短めなので、若手の先生方に診断を考えていただいてから経過のプレゼンを。
終わった後でご苦労さん会まで。

二十一日

午後から伊豆へ家族旅行。
真鶴のShiosaiにチェックイン。その前に真鶴岬をちょっと巡って。

二十二日

箱根に回って彫刻の森美術館を。野外にぽつんぽつんと彫刻が置かれているのはお散歩感覚で見て歩けて悪くはないのだけれど、あんまり芸術を理解しない子供らには退屈だったようで。
その後早雲山からロープウェイで大涌谷を見物してから帰宅。

二十三日

当直。比較的早い時間に心筋梗塞がきて、循環器医師呼び出しとかバタバタと。

二十四日

当直明け。
比較的早めに仕事が終わったので、半休取って少しのんびり昼食食べた。もっとも夕方に仕事あったので結局仕事に戻ったのだけれど。

二十五日

連休控えて、早めに退院調整進めたり。

二十六日

外来の日。結構数多かったので加速装置起動...。

二十七日

本日の臨床検討会は遺伝性疾患の診断が全く予想外の方向からついた一例。告知が大変なんだよなこういうの。本人にしてみると思いもよらない診断を告げられるので、きちんと本人に受け止めてもらう環境づくりに腐心しないといけない。

二十八日

当直。空き時間で久しぶりに「かたわ少女」起動してプレイしてみる。スタートから見始めたのでまず久夫が病気の告知を受けて、それを自分なりに受け止めるところが印象深かった。見直してみると色々思うことあるなぁ。

二十九日

明け。帰ってのんびり寝る。

三十日

相方の友人宅にお邪魔して子供と遊ぶ。ウチの子達年下の子と遊ぶのはほんと好きだからなぁ。


Written by Genesis
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