歳時記(diary):十月の項

一日

運動会予備日で予定入っていなくて好天ということで、自宅の木部のペンキ塗り。子どもたちも巻き込んで数時間で終了。

「楽園への清く正しき道程」最終巻読了。ハレムってことで子作りネタが頻出する作品...いいのか?
あとはCopperion24巻とかプリンセスプリンシパルの録り置きとか。

二日

臨時で腎生検予定。外来で結構診断に難渋‥‥というか、診断つかないまま放置に近かったひと。所見はそれほど目立たないのだけれど腎臓に本態がありそうで。

三日

二日続けて生検。よくやるねぇ、といわれる。

四日

予後厳しそうな患者さんの対応に難渋中。できるだけ積極的な治療がご希望なんだが、その結果があまり期待できないだけに。ルビコン河渡るばかりが人生じゃないんだよと思ってみたりする。

五日

ちょっと外来が空き気味で、こういう日はゆっくり患者さん対応しようかなと思うと受診キャンセルだったりする。

六日

夜はケースカンファレンス。自分もからんだ症例だけに結構勉強になる。
MRIが撮りたくてなかなか撮れずに苦労したのだけれど、入れ墨入れるとMRIが撮りづらくなるとか、周知されているのかなぁとふと。

七日

出勤して日直で。待機の間にR使って統計解析に頭を悩ませる。主にコマンドの呼び方だったけど...。条件分岐がどうやっても上手く動かず。

八日

日曜出勤。救急外来は高血圧と胃腸炎が複数例。
合間でRの解析を何とか終わらせる。

九日

家族そろって山歩き。軽く、という計画で八王子城趾へ。
一応日本百名城に名を連ねているらしい。山城で百名城に含まれているのはあまりないような。
レッドデータガール(荻原規子)にも出てくるけれど、規模は小さいものの本丸にいたろうとするととにかく道が山道。一緒に登った親子はお城見物だったようなのだけれど、親の方はこれほどきつい登りがあるとは思っていなかったようでだいぶばてていた。
上からは眺めを堪能して、お弁当を食べて帰ってきた。

十日

夜スライド作りながら、Pepers 3のインストール。登録も済ませてデータ同期もできるようにして。

十一日

ケースカンファレンスの発表に加えて、院外の勉強会講師の予定もあって、そのための資料を作る。普段一から勉強することは少ないので、そういう意味では良い機会。

十二日

外来立て込んでいる時に限って予約外の受診希望来たりキャンセルが一件もなかったりするってなんの法則ですかね?

十三日

夜自分担当でケースカンファレンス。司会の外科の先生がなかなかいいサポートをくれたので自分も勉強になったり。

十四日

土曜出勤。退院の方が多いので情報提供書を何通も書いていたりした。
合間を見て散髪も。

十五日

子どもの歯医者に行く。そのあとみんなでカラオケでも...とか言っていたら、子どもたちは結局お友達と遊ぶことになり。ほぼ終日家でのんびりすることになった。
キノ二話、原作通りな感じで落ち着いて楽しめた。

十六日

インターネット老人会ってタグを見つける。‥‥老人ってことはきっとjunetとか使った経験ないと参加資格ないよなきっとなどと燃料を投下してみる。

十七日

夜少しお出かけ準備。それほど色々やらないといけないわけではないのだが。

十八日

夜ぎりぎりで期日前投票。自分だけというわけではなく、今回投票行く人多いのかなと思ったり。

十九日

外来を早めに切り上げて北海道へ。会議出張ということで。
着くともう23時だったのだけれど、それでもそんなに羽田と比べて寒い気がしない。東京が冷え込んでいるってことなんだろうきっと。
道すがらで「飛空士たちの誓約8」を読み通す。さて、いよいよラストだ。

二十日

会議初日。
お勉強は結構身になった感じで。日常診療に関わる話題が中心なので入りやすい、というか。夜の交流会の出し物も楽しくみられた。

二次会ということで当院から参加の他の人とススキノへ流れる。一通り飲んで会計しようとしたら、カードリーダートラブルで会計ができないというトラップに。現金持ってたから良かったけど。

二十一日

会議二日目。
高齢の腎機能障害患者は数多く、その多くは虚弱高齢者。健康寿命をどう伸ばすか、みたいな視点で考えることは実は結構多い。あまり意識していなかったのだけれど、その辺を理論的に整理したお話を聞けて、大筋において自分がやっている診療は悪くないな、と思ったり。

会議終了後は少し観光にあてることにして、ラーメン食べてから小樽へ。運河から手宮洞窟を見て、運河通りを戻って日銀小樽支店にベネチアグラス美術館と回る。
全部歩いて回ったので少々足が痛くなったけれど、それでも回れてしまう程度には小さな街。とはいえいい運動になって、風景も堪能することができた。
夕食はたまにはということで回らないお寿司屋さん。お任せで握ってもらって楽しんできた。

二十二日

のんびり起きて空港へ。道すがらで「とある飛空士への誓約9」を読了する。
エリアドールの7人の運命、そして飛空士シリーズのメイン登場人物たちの行く末。長大シリーズの総決算として、これでもかと詰め込まれた登場人物たちの心の叫びが胸に迫る感じ。

二十三日

帰りがけに他科の患者で相談。急性血液浄化適応かなってことで透析始めて帰る。

二十四日

入院が続いてちょっとばてた感じで。

二十五日

そろそろ帰ろうかなぁと思ったところで当直の先生が声をかけてくる。‥‥救急に透析寸前の人が来院している由。透析組んで開始して、あれこれ指示入れたら日付変わってたよ..。

二十六日

昨日夜が遅かったので少し眠い朝。何とか気合い入れて一日仕事。

二十七日

回診で結構時間がかかって、仕事が押せ押せ。

二十八日

腎学会東部会。横浜迄お出かけ。天気予報見てなかったので帰りはきっちり雨降ってた...。
行き帰りで「キノの旅XXI」と「浜村渚の計算ノート」を読む。

二十九日

腎学会東部会二日目。後輩のポスターセッションにつきあって、講演聴いて。
帰りに読む本がなかったので、みなとみらいの書店で「横浜駅SF」を買って読む。割りと好きなタイプの話、かな。

三十日

夜は勉強会の講師をやり、終わった後で夕食食べて与太話をして。
ちょっと与太話で振り回しすぎたかなぁ。

三十一日

久しぶりに当直。ここのところ気候が落ち着いているせいかそれほど呼ばれずに済んだ。


Written by Genesis
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