歳時記(diary):四月の項

一日

新年度第一日は剖検依頼に始まる。思いがけない所見が出てきてその説明をして。

肩痛があるということで、相方お勧めの鍼灸院に受診。鍼灸師によって技法の個人差はあるのだけれど、この先生は刺激が少ない感じで。ホントに打ちましたか?って感じが。まぁ効果はゆっくり見てみようかと。

二日

朝いったん病院へ行って、その後は待機で。そうなるとあまり出歩くわけにも行かないのだけれど、一応軽く花見をして帰ってくる。

三日

明日休みだとか今日から長期実習の学生さんが来るだとかで、あれこれと気ぜわしい一日。

四日

休みをとって東京ディズニーランドへ。
開場時間に間に合わせようと早朝に家を出て、車を走らせ。ちょっと遅くなったけれどほぼ開場時間に到着して。予想よりも混んでいて主に待ち時間で時間を過ごした感じが。
昼飯食うのにも結構待ったしなぁ。春休みはあまりいいタイミングじゃない感じがした。あとは息子がジェットコースター系苦手ということで、乗れるアトラクションがかなり限定されていて。

以前来た時とだいぶ変わったなぁと思ったのはスターツアーズ。こんなにスターウォーズ感ばりばりだったっけ?楽しかったですけど。
夕食も近場で済ませたのだけれど、TDL帰りっぽい人がだいぶ多かった。

五日

紹介状もって来院してきた人は謎の腎障害。話聞きながらふと顔にできものあるなぁと思って尋ねたら「ええ、これ最近できてきて...」ということはもしかして関係がある?いくつか病気を想定して検査予定を変更して。
どうしても血液検査に頼りがちなところ、きちんと顔見といてよかったと思ったり。

六日

一日外来の日。
全体に気ぜわしい感じになるのはしょうがないのかなぁ。

七日

夜は医局ケースカンファ。最近あまり出られていないなぁ。

八日

当直。
中学生の男の子。発熱と言うことだけれど、何となく元気がない。これはという症状があるわけではないが今一つ活気に乏しい、という感じで。はっきり重症とも言えないが自信を持って大丈夫ともいいにくい、という難しい感じ。おかしければ再来、とは言ったものの。

九日

明け。歯医者に子供たちを連れていって、後はのんびりして。

十日

少し遅くなったら、救急外来に透析導入寸前の人が来たらしく。他にも当院Drの家族が脳梗塞で来院したとかで、ほぼ満床状態のところで何とか空けろと交渉をするハメに。まぁ、何とかなるもんですが。

十一日

一日病棟みられたので割と仕事がスムーズに進む。

十二日

新入医師歓迎会ということで夜は宴会。入職早々芸を要求される一年目も大変かなぁ。フリップ芸が面白かったり。きっちり二次会まで出て帰ってきた。

十三日

夜艦これ少し進めて。そーいや最近大型建造って全然やってないなぁと思って、たまにはやってみるかとZ1旗艦でビスマルクレシピを一回投入してみると狙いどおりビスマルクをお迎え。

十四日

外来に紹介されてきたのは八十過ぎの認知症有りの腎不全。保存的に診ることにしたのだけれど、昔はなかなか壮絶な経緯があったようで、透析が必要になっていく可能性もある旨お話ししたらご家族から「もうそういうのはやらないってきっぱり決めていますから」と。まぁ、それもまた人生、かなぁ。

十五日

土曜出勤して、帰りに鍼に寄ってみる。うーん、ちょっとはちがうのかなぁ?

十六日

内科学会へお出かけ。帰りに「ひるね姫」を観て帰る。岡山訛りがのんびりした感じで話にマッチしている感じがした。

十七日

仕事帰りにはきっちり雨になっていて、帰り着く頃には結構濡れていた。「春雷」なんぞ思い出しながら自転車を漕ぐ。

十八日

近くの席で三年目の先生が「ケースカンファレンスの準備が...」と呻いていた。うん、そこを乗り越えるときっと成長するよとささやいておく。まぁこの先この手のものが途切れることはないので。

十九日

今受け持ちに他科の医師の家族がいる。経験年数的に先輩で、日常的に患者さんの相談もしている先生なので非常に気持ちの上でやりにくい。「説明するから家族呼んどいて」とか言えるような感じじゃないし。まぁこういうこともあるよね。

二十日

混雑外来。予約入れられないので研修医にあきれられたりする。まあしょうがないな。

二十一日

午後の回診は症例が多くて検討課題も多く。時間がかかってしまう。

二十二日

一日のんびり休暇。懸案になっていた肩痛について整形外科受診してきたのだけれど、診断は肩関節周囲炎とのこと。基本的に様子見るしかない病気ということでなんだかなぁと。

夜突然ルーターの電源が入らなくなり、NTTひかり電話とひかりTV,ネットがすべて切断。どうやら電源部の接続が悪いらしく、電源コードをいじっていると一瞬電源が入ったりする。こいつは取り換えかなあ。

二十三日

電源が入らなくなったルーターの件は、朝一でNTTに電話、いったんプロバイダに連絡をとってくれと言われてプロバイダの故障受付へかけ、そこから再度NTTのひかり電話担当へ回されるという迂回路をたどって交換のルーター送付をしてもらえることに。NTTが持ってくるのかと思ったら「ヤマトで配送してもらいます、今日のうちには届きます」と。これに対応しているんだからやりくりで苦労するわけだと納得したり。
ルーターが配送されてきたのは夕方で、それから配線組んで無事に復活。日中わずかにルーターに通電した時にルーターの設定をコピーしてきておいて役に立った。

二十四日

夜は腎生検カンファレンス。ともに結構派手な症例で。

二十五日

夜は当直。
入院適応が相対的な感じで、どうしようかなと思いつつ結局入院。

二十六日

当直明け。
実習の学生さんが来ているのだけれど、結構熱心に勉強しているので善きことかな。少しでも彼の役に立てたのならよいのだけれど。

帰ってきたところで「さすらいエマノン」(梶尾真治×鶴田謙二)を読む。カバーうらのちびエマノンがツボ。

二十七日

外来終わりに、前回予約に来られなかった患者さんから連絡あり。遅くてもよいからおいでとお話した。仕事の都合でなかなか来られない人で、とにかく薬を切らすと絶対に悪くなる病気なので多少の無理なら聞いて診るようにしている。日曜日に処方を受けるのも、こういう人だと必要だなぁと思う。

二十八日

肩関節周囲炎は当面鎮痛対応ってことで、現在内服中なのがリリカ75mg。多少は効いているっぽいんだが朝方痛くて目が覚める。もうちょい何とかならないかと整形の先生に相談してトラマールを処方してもらう。さて、どのくらい効くものか。

二十九日

祝日日直。当科ローテート中の研修医の受け持ち患者が看取りということで、その対応を手伝ったりしていた。

三十日

娘の踊りの発表会を観にお出かけ。行き帰りで「バッカーノ! 1931 臨時急行編」を読む。


Written by Genesis
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