歳時記(diary):六月の項

一日

口永良部島で火山噴火、小笠原沖で地震、そして福島では放射性物質を含む原発廃液が日常的に海に流れ込んでいるとなれば、「そろそろゴジラが出てくるのでは」という意見は簡単に否定できない気がする。(ぉぃ

二日

診療所の透析当番。
終わって帰って..入力とか。過去の症例まとめを始めたので少しずつ入力をすすめてみる。

三日

予定されている発表が時期は違えど3本あり。何となく気ぜわしい。

夜は会議。かなりお固い会議なので結構緊張。

四日

飛び込み受診まであったけれど普段の時間に外来が終わる。そのまま当直へ。

五日

当直明けだけれど帰る時間はやっぱりいつも通り。

六日

土曜出勤。夕方までお仕事。

七日

日曜日は寝て曜日ってことで(ぉ

八日

同僚(♀)がお仕事出かける夫のために朝五時起きしてご飯作っているって話を聞いて、「朝ご飯は自分でやるから寝てなよ」って言うのが優しい夫の台詞なんじゃないかと思ったり。朝飯くらい作れよ、そこまでやっていいのはヴィクトリカ・ド・ブロワ位だとか(意味不明)

九日

午前外来透析回診。午後はなんだかんだと入力業務。

十日

夜は当直。ここんところ救急車依頼少なめなのは何でかなぁ。

十一日

明け。早帰りして、子どもと夕食摂る。

十二日

論文作成を進めているのだけれど、英文翻訳に苦労する。Webの機械翻訳サービス使い倒して進めているのだけれど。

十三日

朝子どもをキャンプに放り込んだ後、内科学会関東地方会。とりあえずは無難に終了。
夜は学童の話しあい。

ふと「これは王国のかぎ」ラジオドラマの音源を見つけて聞き入ってみる。

十四日

午後から研究会。後輩の発表は割と落ち着いて聞くことができた。本人は声が震えていたそうだが..。

十五日

夜透析終わって帰ってきてから書き物してたらえらい遅くなった...。

十六日

透析診療所の外来。休憩時間で「妖怪探偵・百目」(上田早夕里)を読む。

帰りがけに少し足を伸ばして、時計を修理に出す。オーバーホールでよくなるかなぁ。

十七日

「響け!ユーフォニアム」楽しみに観ているのだけれど...。なんで登場人物が金管寄りなんだろうなとか邪推。

十八日

ステロイド恐怖症の患者さん来院。通常治療としてステロイド療法をお勧めしているのだけれど、ステロイドは使いたくないとの趣旨で。腎臓内科からステロイドを取り上げられると結構商売あがったりになるのでいろいろ説明。ある意味薬の二面性(効果と毒性)を一番端的に表現してる薬だと思うので、これを使いこなすのはなかなか大変。まぁ目の敵にする医者もいる一方で、使いすぎてあれこれの問題を引き起こす医者もいる薬なので、必ずしもその気持ちが的外れだとは思わないのですが。

十九日

夜は研修医が担当のCPC。地道にいろいろカルテを見て、それなりにまとめていたのでよきことかなと。

二十日

朝から学童の親子交流会。大人までしっぽ取りゲームで走らされるとは思わなかった。

二十一日

日直勤務。

Stellariumを見つける。ノートPCに入れてもって歩けば星座盤代わりに使えそうで。

二十二日

「放課後のプレアデス」つながりでニコニコ動画の鹿乃を聞いてたり。「有頂天ビバーチェ」を何度も聴いている。

二十三日

「その白さえ嘘だとしても」(河野裕/新潮文庫nex)読了。「僕にはヒーローの幸福な結末を想像できない」以下の独白(p124)を読みながら深く納得して、そういう意味では例えばチェ・ゲバラなんかは正しくヒーローなのかもしれないと思ったり。

二十四日

過去のカルテと格闘する夜。

二十五日

相方が遅くなるということで早めに帰って子どもの相手。

二十六日

夜は結婚する後輩の婚約者お披露目祝賀的なパーティ。別の後輩のパートナーが勤めるハンバーガー屋(チェーン店に非ず)が会場ということでちょっと珍しい感じのメニューが並ぶ。大食いバトル用(違)の巨大ハンバーガーなども登場して。「30分以内に完食で無料!」やっているのだけれど、イヤがらせのようにハンバーガーだけじゃなくポテト(L)が着いてくるらしい。二品あるのは見た目以上にきついと思うなぁ。

二十七日

早起きして日本透析医学会へ。行きの道すがらで「魚舟・獣舟」を読む。後輩が発表を無難に終えるのを見届けて、いくつか口演を聞いて。
今年から教育講演の参加について出席票が発行されることになり。かなり長い列ができていた。講義をうけたか、よりも、必要な知識・技能・態度が身に付いており、きちんとした診療ができているのか、という観点で評価するやり方が確立してこないと、専門医制度がよいものになってくるとは思えないのだが。

二十八日

一家で「海街diary」観に行く。
相方と二人して原作は読んでいて、末妹すずの微妙な立ち位置とかサッカー部関連の人間関係とか姉たちのそれぞれの人間関係・恋愛事情を楽しみに読んでいる。 子どもも行くというので一家で観に行く。
結構話がオトナだと思うので途中で退屈しないかなぁと思っていたのだけれど、多少おしゃべりはしていたもののそれなりに見入っていたようで。
息子が江ノ電やら河鹿沢駅やらに反応しているのはまぁお約束なんですが(笑)
終わって「面白かった?」と聞いたら「面白かった」と。‥‥ホントか?

二十九日

透析当番やりながら入力作業の夜。進んできてはいる、のだが。

三十日

ばたばたしている、だけで終わってしまう日の多いこと。


Written by Genesis
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