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【牧草嫌い克服奮闘記】
その昔、メンメの食生活はペレット中心でその上、甘いものが大好きだったメンメには、 うさぎのおやつを与えていたそうです。牧草はほとんど食べさせたこともなく、
メンメもまったく口にしようとしなかったので、ペレット中心の食生活が続きました。 3歳の時に『膀胱炎』を患い、4歳の時に『重度の毛球症』になり、5歳になっても
『膀胱結石』と病気が続いたある日のこと、『これはいかん!』と飼い主が真剣に餌の見直しをします。
ペレット中に含まれる『粗繊維』の量ではうさぎには充分な量とはいえず、 この『粗繊維』が少ないと腸の働きが鈍くなり、あらゆる病気につながっていきます。
病気がちのメンメには、牧草を食べさせることこそが、最重要課題だったのです。 そのことを改めて再認識した私は、餌の改善するという目標を立て、実行しました。
まずは、甘いだけでうさぎにはまったく必要のないとされるうさぎのおやつを止め、 ペレットだけではなく、うさぎにもっとも必要とされる『粗繊維』を取るために牧草を与えるようにしました。
しかし、メンメは牧草を食べ物と思っていないそぶりで、まったく食べようとはせず、 その頑固な姿に、飼い主も『困ったなぁー、餌の改善がこんなにも大変なことなのか』と
つくづく身にしみて感じたそうです。
でも『メンメのため』と心を鬼にして、飼い主自身のダイエット作戦を実施するかのように 徹底的に取り組まれていきました。
牧草食べさせ大作戦の始まり〜
その1 『メンメー、そんなこと言わずに食べておくれよ。ほら、おいしいよ。お手本見せてあげる。(もぐもぐ)』 (名演技のつもりで、メンメの前で牧草を食べて見せるが、メンメの反応はなく、
お腹がすいてきた彼の目つきが段々、陰険に。。敗北)
その2 『メンメー、じゃーペレットあげるね。』 (いつものペレットの中に、細かく刻んで入れた牧草を混ぜて与える。これもきれいに牧草をよけ、
ペレットのみ食べる。器用な舌にただただ感激し。。。敗北)
その3 『それじゃーこれはどう。牧草ペレットよ。さあ、食べなさい。』 (大好きなペレットの形に似せて牧草を丸めて見たら、ちょっと効果あり。
少しずつ指で丸めて小さくして、お口に運ぶ、いや、押し込む。どうだ!)
メンメはというと、 「あれーこれ何?いつものペレットじゃないじゃん。でも形がよく似てるな。(もぐもぐ)」
このペレット形状牧草作戦が功を奏し、食べる、食べる、時間はかかるけれど、この手なら食べる!!!
しかし問題もあり。この方法では、時間がかかる割に、食べられる量が少ない。
また、メンメの舌にあった牧草を探そうと、市販されているものはもちろんのこと、 ネット通販を利用していろいろな種類の牧草を試しました。
食べ方という点でも、例えばプラスチック容器に入れていたものを、木箱に変えたり、 高い位置に置いて引っ張って取るという楽しみを加味してみたりと。
このような奮戦を半年続け、フト気がつけば牧草を何もしなくても、 それも自ら欲しがるようにまでなっていったメンメ。
好きなものが食べられないんだったら、何も口にしないと言わんばかりの頑固な姿勢に、 何度もくじけそうになりながら、なんとか牧草をうさぎ並に食べられるようになりました。
食生活を変えたのをきっかけに、ピタッと病気も治まり、現在の長寿につながっています。 今回のことで食生活の大切さを感じました。うさぎには牧草、これが何よりも大切なんですね。
時々、牧草の食いが悪くなる時には、いつも食べている低カロリーのチモシーでは味気ないので、 アルファルファやオーツヘイの粉をフリカケのように振りかけると、一緒に食べてくれます。
牧草を食べてくれないからとあきらめないで、長い目でゆっくりとがんばりましょう。 また、牧草ぎらいの克服法として、物語の中でも触れましたが、牧草も産地やその種類によって、
味も香りも違うので、うさぎの好みのものを探してあげるのもひとつの方法ですね。おしまい。
※今思ってみても、よくも「あきらめなかったなあ」と自分を誉めてやりたいほどです(笑)
うさぎによっても克服法は違うでしょうが、とにもかくにも、飼い主さん次第!ですね。1年や2年のスパンでたまには、考えてみるのも達成!のコツかもしれません。抱っこ、爪切り、噛む癖・・など、うさぎを飼っていて悩み易いことは、いつか、克服できると思いつつ、毎日のしつけ?がものをいいますね。きっと。楽しいうさぎライフを〜
※2002年2月、雑誌「うさぎと暮らす」NO.3に掲載された「牧草嫌い克服奮闘記」のラピータさんの記事の原稿をもとに作成したものです。(ラピータさんのホームページ「ラピータの部屋」)
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