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壊れやすいモノ、不確かなモノ、信じがたいモノ・・・そうした「寂しいモノ」が何故かいつも気になる性分というのは、自分ではどうしようもないようです。 そっと抱きしめてみると、サラサラと僕の手の裡からこぼれ落ちる乾いた砂のようなモノ・・・だからこそ大切に思えるのだとすれば、やはりそれは地に在ることでいっそう輝きを増すたぐいの宝石なのでしょう。 地下深く、マグマ溜りで灼熱の炎と巨大な圧力で作り出された原石は長い年月をかけて地表に露呈すると、内なる情熱によって輝く時をじっと待っているようです。 「コトバ」の持つ疎ましさと曖昧さがどうにも我慢のならない人間が、「コトバ」によってしか癒されることのない関係性を求めるというのは・・・いずれは破錠する結末、実は自分自身が望むカタチをただただ先延ししたいが為の悪あがきにしか過ぎないのかも知れません。 そう、汗ばんで固くしこった「あなた」の乳房にそっと口づけてみる夜・・・ いささか脱力気味・・・不明日記にもあまり元気がなさそうです。だからと言って日常に特別の「何か」があったという訳ではありません。自らをして鬱な気分に浸りたいような一日、というだけなのでしょう。
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