合唱団たちばな

プログラム扉絵ぎゃらりぃ



めいきんぐ・おぶ・たいとるばっく・いらすとれーしょん

モチーフ:三つの優しき歌

第2曲「落葉林で」から雲、鳥、花、そして夕暮れを取り入れた。「落葉林」なのになぜ海なのか。それは他のステージの分もと欲張ったからに相違ない。「方舟」の第3曲「夏のおもひに」と「岬の墓」がイメージさせる海、これを取り入れたかったので、「落葉林」海に面していることにしよう…。
ここ2、3回続いていた左右対照で、額縁があったりという、いわゆる扉絵の様式を離れてモチーフを自由に並べている。
このイラストを描いた頃は、かつてないほど仕事が忙しく、イラストが上がったのは印刷屋への発注ギリギリ。…かへりおくれた 鳥…のシルエットの描き込みがいまいちなのも、対岸の(岬の)林の描き込みが粗いのも、凪いだ海に映る夕日の輝きがくすんでいるのも、みんな時間がなかったせいにしている。(本当は描き込みへの根性がなかったせいだ。)
稚拙な絵は、多くの誤解を生む。対岸の林の「樹木」のつもりで描き込んだ小さな▲を、動物モノのTVが大好きな姪は「アザラシ」と言った。海辺の「アザラシ」の群…、言われてみれば見えなくもない。



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