【第2回】 1996年2月10日 曇り 夕食昨日言ってた冗談が本当になってしまった。中嶋の家でうまいを連発したら、じゃ一緒に行こうということになった。 6時すぎなので行列はできていないが、ほどなく店外で待つ人も出てきた。 今日のメニューはほぼ決めうちである。あとは中嶋の家の人々のオーダー次第となる。 第1バッチは、鉄鍋餃子、水餃子、鮑とホタテのオイスターソース炒め、チンゲン菜のニンニク香り炒めである。 チンゲン菜のニンニク香り炒めは、名のとおりニンニクが入っており、あんが絡んでいる。やや塩味が効いているが、チンゲン菜のシャリシャリかつトロリがプロの技を感じさせる。 水餃子はスープに入って来るわけでなく、皿に乗ってくる。すでにタレがかかっており、一口含むと汁がジュワーっと口に広がる。青島ビールには鉄鍋餃子よりも水餃子がマッチする感がある。 鮑とホタテにもチンゲン菜が入っているが、こちらのほうがオイスターソースとよく絡んでいい感じである。鮑の歯応えとホタテの柔らかさがまたいい。しかし、これもやや塩味きつめかもしれない。 第2バッチは、肉入り五目焼そば、辣炒飯、海鮮豆腐煮込みである。今日の狙い目の焼そば登場である。 焼そばの麺はやや平べったく、かんすいの少なめのものである。もしかするとビーフンに近いものがあるかもしれない。具で珍しいところはニンニクの芽といったところか、味付けは昨日の炒飯に近いものがある。ニンニクとオイスターソースの効いた味付けだ。 辣炒飯は見るからに辛そうな真っ赤な色である。唐辛子の粒が見える。一口目に来る辛さはそうでもないが、後から快い辛さが来る。持続する辛さでなく、しばらくするとまた欲しくなる後引く味付けである。 海鮮豆腐煮込みは、海老、イカ、ホタテ、アサリと豆腐が絶妙のバランスで絡んでいて、あんでふわりと包む感じである。海老がいい味を出している。 そして最後は例の如く杏仁豆腐で締める。やはり5人位で来て、これぐらいの品数を楽しむのが中華の基本スタイルである。
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