こないだエンジンオイルは，エンジンの中の縁の下の力持ちという話しましたが，エンジンオイルの量は，ときどき確認してあげてください。やり方は取り扱い説明書を読むか最寄りのオートバイ屋さんに聞いてみましょう。基本的には以下の通りで難しいことでは決してありません。

●４サイクルエンジンの場合
オートバイを水平なところにとめてセンタースタンドで直立させます。エンジンオイル点検の窓，あるいは点検の棒で適正範囲にあることを確認します。足りないのは当然良くないですが，入れ過ぎもエンジンに悪影響があるので注意です。また，エンジンを止めた直後では，正確に計れないので，１０分くらいおくか，朝，エンジンをかける前に点検するようにするのも方法です。

●２サイクルエンジンの場合
エンジンオイル用のタンクに適正な量が入っていることを確認。通常はプラスチックタンクなので量はひとめでわかるはずです。こちらは朝一番とかは関係なくて，「みた通り」で結構です。

そうそう，旧いベスパなどの場合，エンジンオイル用のタンクがない場合がありますがあわてることはありません。こういう機種はエンジンオイルをガソリンに直接まぜてしまいます。この場合，ガソリンを入れるたびに入れたガソリンの量に応じて適当な量のオイルをいれてあげます。面倒と言えば面倒ですが，まあ，そういうもんだと思えばそういうもんです（笑）。