STARTPAGE(133ch)Backnumber 19971008 by J.Taniguchi(jtn@tama.or.jp)

エンジンオイルは縁の下の力持ち

ガソリンと空気が適度に混じった混合気を燃やした爆発エネルギーでオートバイは走っているんだよという話を以前しました。ところが,エンジンの中では,いわゆるアイドリング状態(エンジンだけかけて止まっている状態)でも1分間に600回からの爆発が起きているんです(4サイクル単気筒エンジンのアイドリングのエンジン回転数が毎分1200回転の時)。

アイドリング状態で1秒間に10回,ちょっとアクセルをひねって毎分6000回転あたりまでエンジンの回転をあげてやると1秒間に50回!の爆発ということになります。ちょっと想像できにくいですね。

一方,エンジンの各部品は金属製のものがほとんどです。ピストンもシリンダーもそう。金属どうしが直接擦れ合うと磨耗してしまったり,熱をもって焼き付いたりしてしまうのですが,エンジンの中でこれが起こると,エンジンは昇天してしまいます(^o^;)。

こうならないために活躍しているのがエンジンオイル。エンジンの各部に巡って金属と金属が直接擦れ合わないように潤滑するのが大きな役割です。他にも,金属と金属の間に入り込んで気密性を高めたり,エンジンの中の汚れを取り込んだり,エンジンの熱を外に逃がす手助けをしたりもしています。

さて,目に見えないところで大活躍してしているエンジンオイルですから定期的に交換してあげましょう。交換の時期などは取扱説明書に書いてあるはずですが,2〜3000キロごとに替えておけばまず大丈夫です。銘柄も原則として取説に指示してあるもので不足はないと思います。

また,エンジンオイルはエンジンをかけなくても空気に触れるだけで次第に劣化してしまうものですから「そんなに距離乗らないよ!」ってひとも,年に2回くらいは交換してあげて下さい。一応の目安としてオートバイがシーズンINする5月の連休明けと冬ごもりの前(11月下旬)あたりが一つの目安かと思います。

ps.ちなみに今日の話の対象は主に4サイクルエンジン用のオイルです。

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画像の説明:うちのBMWに使っているエンジンオイルはこれ

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