
総本部指導員による東日本大震災支援チャリティ稽古:2011年6月26日 於:府中市総合体育館部道場

社団法人日本空手協会
東京三多摩本部 本部長
枡本 緝郎
世の中には空手と呼ばれている格闘技が沢山あります。インドネシアのバリ島のお祭りにも出てくるし、フランスでもルイ王朝の頃、地方からパリに出てきて仕事に携わった石工たちの間では空手に似た技で喧嘩したとものの本に出ています。
しかし、私達三多摩本部のやっている空手は、広くアジアの各地の諸民族の血と生活の中から生み出されてきた、たとえ身に寸鉄を帯びていない時でもよく敵を防ぎ身を護る東洋伝統の技です。
直接には、沖縄の船越義珍先生が 大正時代の末当時の日本政府の招きに応じて正式に本州に唐手として紹介され、大学を始め日本社会に普及される間に武道としての精神性を重視する考えからこれを”空手”として昇華・大成され、後年 ”空手道” として我が国はもとより全世界に布教される事になって今日に及んでいるものです。
従って私達の空手道は、武術の鍛錬を通じて ”人格の完成に努める事” を第一の理想としています。
昔から三多摩の地は尚武の気風の厚い所です。如何なる苦難にもくじけず ”誠” の一字を掲げて戦った先輩達があったことを、皆さんの中にもご記憶の方もおられることでしょう。私達三多摩の空手道同人は、日々稽古鍛錬を怠らず、混濁の世の中にすくっと立ち、にっこりとして、悠然として世の行く末を睨んでいます。
21世紀の武士となりたい方は是非入門し、汗を流しませんか。